女性史・ジェンダー史 --
天野正子 /〔ほか〕編   -- 岩波書店 -- 2009.2 -- 19cm -- 326p

資料詳細

タイトル 新編 日本のフェミニズム 10
各巻タイトル 女性史・ジェンダー史
著者名等 天野正子 /〔ほか〕編  
出版 岩波書店 2009.2
大きさ等 19cm 326p
分類 367.2
件名 婦人問題
注記 文献あり
内容 内容: 〈近代〉をひらく   加納実紀代著
内容紹介 歴史は「ヒズ・ストーリー」のままではない。「客観性」「記憶」「方法」のすべてはジェンダーのひずみを帯びている。女の 少数者の 在野の 複数の目で、読み聞き記してゆく、様々な挑戦を紹介。
要旨 フェミニズムとしての女性史研究は、性差を構築し内面化させる「近代」そのものを問い直す実践である。それは「近代」というストーリーを補強する制度的な知としての「歴史学」への鋭い問いでもある。その視座と方法をめぐる提起と議論、実践としての地域女性史研究、聞き書き、近代がもたらした排除と分断のプロセスの分析を紹介。問いかける側のリアリティをも揺るがしつつ紡がれた成果である。
目次 “近代”をひらく―参考文献・読書案内;1 “視座”と“方法”をめぐって(生き方を求めて―女性史研究の中から;文献主義への抵抗―私のきき書き考;生きる場への視点―地域女性史の可能性;ジェンダー概念の導入―歴史学とフェミニズム;二項対立をこえて―ジェンダーの日本史(序言);意味空間を読む―歴史・ジェンダー・表象;語ること/解放されること―中国における日本軍性暴力被害の調査・記録に取りくんで);2 “無告”の声を聴く(坑内の闇に抗して―赤不浄;ハンセン病を生きる―地面の底がぬけたんですより;房総の海を生活の場に―海を渡った朝鮮人海女より;生き抜いた者のリアリティ―サイパン帰りのたま子さん);3 「大日本帝国」と女性(始動する「同化」―「帰俗」政策のなかのアイヌ女性;「帝国」のフェミニズム―朝鮮植民地支配と女性;元気な銃後の女たち―国防婦人会、その幻想の(革新)性;「日本婦道」がもたらしたもの―「同化政策」の結末;「記憶」というイデオロギー―満州における日本人女性の経験);4 日本近代とジェンダー(つくられた「男性」―明治天皇の御真影と男性美;近代的「天職」の誕生―良妻賢母という規範より;「風俗改良」という罠・
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028145-4   4-00-028145-3
書誌番号 1109015152

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