平凡社ライブラリー --
上村忠男 /著   -- 平凡社 -- 2009.3 -- 16cm -- 482p

資料詳細

タイトル 現代イタリアの思想をよむ
シリーズ名 平凡社ライブラリー
著者名等 上村忠男 /著  
出版 平凡社 2009.3
大きさ等 16cm 482p
分類 137
件名 イタリア哲学
注記 『クリオの手鏡』(1989年刊)の増補新版
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1941年兵庫県生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。専攻、学問論・思想史。現在、東京外国語大学名誉教授。
内容紹介 今輝きをます思想の大いなる鉱脈。クローチェからグラムシ、ギンズブルグ、アガンベン…。個々の思想家の読解のうちにイタリア現代思想の脈絡と可能性を、今日的視点で考察する。旧版に近年の論稿を大幅増補。
要旨 クリオ(クレイオー)とは、ギリシア神話のムーサ(ミューズ)のひとり。クローチェから今日のギンズブルグ、アガンベン、ネグリまで―近現代イタリアの思想家・歴史家たちはいずれもが、この歴史の女神の忠実な奴僕であった。かれらの著作を丹念に読み込み、その学問論的意義、知識人としての反省のあり方を今日的視点で考察する。旧版(一九八九年)に、近年の論稿を大幅増補。
目次 ベネデット・クローチェあるいは“哲学の政治”について;補論 哲学と科学のあいだ―「擬似概念」論の成立経緯;政治の科学と実践―ガエターノ・モスカの場合;「流浪のイタリア」と移民たち―二十世紀イタリア・ナショナリズム小論;デ・マルティーノにおける「西洋の危機」と呪術的世界への旅;カルロ・ギンズブルグと民衆文化史の可能性;実存主義から関係主義―エンツォ・パーチと関係主義的現象学への道;ノルベルト・ボッビオ―夢の刈り入れ時の思想家;ロスアンジェルスのギンズブルグ;閾からの思考―アガンベンと政治哲学の現在〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-76665-3   4-582-76665-X
書誌番号 1109017513
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109017513

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