風丸良彦 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2009.3 -- 20cm -- 253p

資料詳細

タイトル 村上春樹〈訳〉短篇再読
著者名等 風丸良彦 /〔著〕  
出版 みすず書房 2009.3
大きさ等 20cm 253p
分類 930.29
件名 小説(アメリカ)
個人件名 村上春樹
注記 文献あり
著者紹介 1958年東京都生まれ。上智大学外国語学部卒。文芸評論家。現在、盛岡大学文学部英語文化学科准教授、東海大学文学部文芸創作学科非常勤講師。専門は現代アメリカ文学。第33回群像新人文学賞「評論部門」優秀賞受賞。
内容紹介 翻訳の細部、作品の奥行きを味わう…。デビュー作以来、村上春樹作品を熱心に支持してきた著者による「村上春樹短篇再読」に続く評論集であり、ムラカミ訳を経由して原作短篇を味読耽読するための格好のガイド。
要旨 カポーティ「ティファニーで朝食を」、カーヴァー「ダンスしないか?」、ル=グウィン「空飛び猫」ほか、ムラカミ訳を経由して原作短篇を味読する。
目次 循環する物語―グレイス・ペイリー「必要な物」;ディファニーで翻訳論を少々―トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」;語り手の柔軟性―F.スコット・フィッツジェラルド「カットグラスの鉢」;目に見えるものだけを語るということ―レイモンド・カーヴァー「ダンスしないか?」;短篇小説の本質―イーサン・ケイニン「慈悲の天使、怒りの天使」;「書く」という格闘技―ロナルド・スケニック「君の小説」;田舎町に押しよせるモダン―ウィリアム・キトリッジ「三十四回の冬」;小説という名の劇場―ラッセル・バンクス「ムーア人」;君に語りかける小説―デイヴィッド・フォスター・ウォレス「永遠に頭上に」;言葉への問い―マーク・ストランド「ベイビー夫妻」;それぞれの「差異」の感覚―W.P キンセラ「モカシン電報」;リアリティとしての「リスト」―ティム・オブライエン「兵士たちの荷物」;アフリカ人女性の本懐―ポール・セロー「真っ白な嘘」;男だって女だって、人間だって猫だって、そんなのどうでもいいじゃない―アーシュラ・K ル=グウィン「空飛び猫」;「蛇」が見えていたのは誰?―ジェイン・アン・フィリップス「盲目の少女たち」
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07453-3   4-622-07453-2
書誌番号 1109019525
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109019525

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中央 書庫 930.2/2002 一般書 利用可 - 2042192514 iLisvirtual