世代・教養・イデオロギー -- 中公新書 --
福間良明 /著   -- 中央公論新社 -- 2009.3 -- 18cm -- 286p

資料詳細

タイトル 「戦争体験」の戦後史
副書名 世代・教養・イデオロギー
シリーズ名 中公新書
著者名等 福間良明 /著  
出版 中央公論新社 2009.3
大きさ等 18cm 286p
分類 210.75
件名 太平洋戦争 , 戦争文学
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1969年熊本県生まれ。92年同志社大学文学部卒。出版社勤務ののち、2003年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。香川大学経済学部准教授を経て、08年より立命館大学産業社会学部准教授。専攻は歴史社会学・メディア史。
内容紹介 学徒兵たちへの評価を中心に、「戦争体験」が、世代・教養・イデオロギーの違いによって、どのように記憶され、語られ、利用されてきたかを辿り、アジア・太平洋戦争に対する日本人の複雑な思いの変遷をみる。
要旨 アジア・太平洋戦争下、三〇〇万人以上犠牲者を出した日本。この「戦争体験」は、悲劇として語られ、現在では反戦・平和と結びつくことが多い。だが、戦後六〇年のなかでそれは、実は様々な形で語られてきていた。本書は、学徒兵たちへの評価を中心に、「戦争体験」が、世代・教養・イデオロギーの違いによって、どのように記憶され、語られ、利用されてきたかを辿り、あの戦争に対する日本人の複雑な思いの変遷をみる。
目次 第1章 死者への共感と反感―一九四五~五八年(遺稿集のベストセラー;戦没学徒の国民化―教養への憧憬;戦没学徒への反感;反戦運動の隆盛;反戦とファシズムの類似性―学生運動批判);第2章 政治の喧噪、語りがたい記憶―一九五九~六八年(六〇年安保と「戦争体験」の距離;農民兵士たちの心情;「戦争体験」への拒否感―戦中派の孤立);第3章 断絶と継承―一九六九年~(大学紛争の激化―「わだつみ像」の破壊;天皇をめぐる「忠誠」と「反逆」;戦争責任論と教養の現代)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-101990-5   4-12-101990-3
書誌番号 1109020942

所蔵

所蔵は 5 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.75 一般書 利用可 - 2044488216 iLisvirtual
公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2042293990 iLisvirtual
磯子 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2042284133 iLisvirtual
山内 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2042226010 iLisvirtual
公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2042284257 iLisvirtual