「ことばの意味」から人間性に迫る -- NHKブックス --
スティーブン・ピンカー /著, 幾島幸子 /訳, 桜内篤子 /訳   -- 日本放送出版協会 -- 2009.3 -- 19cm -- 312p

資料詳細

タイトル 思考する言語 上
副書名 「ことばの意味」から人間性に迫る
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 スティーブン・ピンカー /著, 幾島幸子 /訳, 桜内篤子 /訳  
出版 日本放送出版協会 2009.3
大きさ等 19cm 312p
分類 801.01
件名 言語哲学
注記 The stuff of thought./の翻訳
著者紹介 【ピンカー】現在、ハーバード大学心理学研究室教授。米国心理学会から「Distinguished Early Career Award」「McCandless Young Developmental Psychologist Award」受賞。
内容紹介 文法を知らない幼児が、複雑な動詞構文を使いこなせるのはなぜか。言語習得の前提となり、世界を認識するために生得的にもつ基本概念=思考の言語を解き明かし、言語と社会の関係をも論ずる。
要旨 人は思考の基本となる概念を生得的にもつ。それは「所有」「移動」「目的」などの概念で、言語に組み込まれ、単語の「意味」や、単語と構文の結びつきを規定し、また、これらの概念を柔軟に組み合わせて人は思考する。give、put、takeなどのベーシックな動詞の概念を手がかりに、文法を知らない幼児が複雑な動詞構文をどのように習得し、人の心がことばの意味をどう表象するのかを明らかにする。極端な生得説や語用論、言語決定論を実証的に退け、思考と言語のダイナミックな関係を解き明かす。
目次 第1章 ことばは世界をどう捉えるか―五つのトピックから(ことばと思考のかかわり;ことばと現実のかかわり;ことばと社会のかかわり ほか);第2章 動詞構文から見える人間本性―概念意味論のダイナミズム(動詞と構文の複雑な関係;幼児はいかに所格構文を習得するのか;地と図の反転―認知の柔軟性 ほか);第3章 こころは「意味」をどう表象するか―三つの理論の検証から(五万個の生得的概念?―極端な生得主義;「動詞の意味」は分解できる―極端な生得主義への反論;ことばの意味など存在しない?―ラディカル語用論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091130-3   4-14-091130-1
書誌番号 1109021811
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109021811

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