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【図書】 ケアの絆

自律神話を超えて --
マーサ・Ａ．ファインマン ／〔著〕, 穐田信子 ／訳, 速水葉子 ／訳   -- 岩波書店 -- ２００９．３ -- ２０ｃｍ -- ３６１，７ｐ

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タイトル ケアの絆
副書名 自律神話を超えて
著者名等 マーサ・Ａ．ファインマン ／〔著〕, 穐田信子 ／訳, 速水葉子 ／訳  
出版 岩波書店 ２００９．３
大きさ等 ２０ｃｍ ３６１，７ｐ
分類 367.3
件名 家族関係
注記 Ｔｈｅ　ａｕｔｏｎｏｍｙ　ｍｙｔｈ．／の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ファインマン】テンプル大学卒。コロンビア大学、コーネル大学等をへて、現在、エモリー大学ロー・スクール教授。フェミニズム法学者。
内容紹介 人は誰かに依存しなくては存在できない。ならば、ケアは社会全体で担うべきではないか。自律が称揚される陰で、家族の中に隠されてきた依存とケアの現実を分析。「ケアの絆」に基づく家族・市場・国家の再編を説く。
要旨 子どもの頃はもとより、病を得たとき、障害を持ったとき、そして老いたとき、誰もが他の誰かに依存し、ケアを受ける。人は誰かに依存しなければ生きていけない存在なのだ。であるならば、ケアは社会全体で担うべきではないのか。自律、独立、自活の価値が称揚される陰で、結婚した男女によってつくられる家族のなかに隠されてきた依存とケアの現実を緻密に分析し、「性の絆」ではなく「ケアの絆」にもとづく家族、市場、国家の再編を大胆に説く。
目次 第１部　建国神話―自律、依存、社会の債務（建国神話；依存と社会的債務―建国神話を砕く）；第２部　自律の制度化（市民社会派の家族論―結婚の特権化；なぜ、結婚なのか；結婚の未来）；第３部　フェミニズムによる家族批判（フェミニズムと家族―平等を実践し自律を達成する；ジェンダー中立的世界のなかの母親業）；第４部　社会契約における個人と家族の自律（社会契約の見直し；一時的な職場；持続可能な国家）
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022775-9　　 4-00-022775-0
書誌番号 1109022399

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中央 ４階社会科学 Map 367.3 一般書 利用可 - 2042262105 iLisvirtual

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