藤崎憲治 /編, 西田律夫 /編, 佐久間正幸 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2009.4 -- 23cm -- 580p

資料詳細

タイトル 昆虫科学が拓く未来
著者名等 藤崎憲治 /編, 西田律夫 /編, 佐久間正幸 /編  
出版 京都大学学術出版会 2009.4
大きさ等 23cm 580p
分類 486.1
件名 昆虫
注記 並列タイトル:Eutomological science and its perspective
注記 索引あり
著者紹介 【藤崎】1947年福岡県生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。沖縄県農業試験場主任研究員、岡山大学農学部教授を経て、現在、京都大学大学院農学研究科教授。専門は昆虫生態学・応用昆虫学。
内容紹介 大変動を生き延び、4億年の繁栄を謳歌する昆虫たち。その優れた環境適応力と、単純で強靱な構造、効率的な情報処理から学ぶ未来の科学。食料生産と害虫管理、医学・工学への応用など、新しい科学・技術を提案する。
要旨 4億年の間、度々の大変動にも生き残り繁栄する昆虫たち。かれらの優れた環境適応能力と、その能力を支える機能や構造、情報戦略から学ぶことで、調和的・効率的・持続的な文明を実現するための術を見つけることが出来る。食料生産と害虫管理、医学・工学への応用、そして虫を用いた科学教育まで、新しい科学・技術を提案する。
目次 第1部 昆虫から見る環境変動(昆虫に対する地球温暖化のインパクト;生態系の機能をあらわす指標としての昆虫の個体群と群集;環境変化がもたらす森の衰退;侵入種の影響と在来種群集の迅速な適応進化;薬剤抵抗性の拡散と国際化にどう対応するか);第2部 昆虫の生理・生態に探る機能制御(昆虫・植物間の攻防と植物免疫システムの“界面”;昆虫と植物の共存;昆虫と菌類の多様な関係;葉っぱの上のマイクロコズム;昆虫脱皮の分子メカニズム);第3部 昆虫の構造・機能に学ぶ技術(昆虫の化学センサー;少ない神経細胞をいかに用いて情報処理するか?;昆虫はいかにして匂い源に向かうのか?;無駄の少ないエレガントな情報システム;アメンボの生体力学;フィールドで働く六脚歩行ロボットを作る);第4部 昆虫を用いた環境教育・科学教育(フィールド教育の実践;奄美大島における環境教育の実践;昆虫分化の再生のために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-775-7   4-87698-775-0
書誌番号 1109023310
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109023310

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 486.1/60 一般書 利用可 - 2042288341 iLisvirtual