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【図書】 軍部と民衆統合

日清戦争から満州事変期まで --
由井正臣 ／著   -- 岩波書店 -- ２００９．３ -- ２２ｃｍ -- ２４３，７ｐ

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タイトル 軍部と民衆統合
副書名 日清戦争から満州事変期まで
著者名等 由井正臣 ／著  
出版 岩波書店 ２００９．３
大きさ等 ２２ｃｍ ２４３，７ｐ
分類 210.6
件名 日本－歴史－近代
注記 索引あり
著者紹介 １９３３～２００８年。長野県生まれ。１９５６年早稲田大学第一文学部卒。国会図書館勤務、駒沢大学助教授を経て、７３年早稲田大学文学部助教授。７８年早稲田大学教授に就任し、２００３年定年退職。元早稲田大学名誉教授。専攻：日本近現代史。
内容紹介 近代日本における軍部の政治勢力化の過程と国民組織化の動態を、第一次史料を駆使しつつ先駆的に解明してきた著者の遺著。とりわけ帝国主義形成期のダイナミズムを考察した本格的な研究として、大きな意義を有する。
要旨 軍部はいかなる問題意識で国民を動員していったのか。本書は、日本近代史の根幹に関わるこの主題に関わり、軍部の政治勢力化の過程と国民組織化の動態を、第一次史料を駆使しつつ先駆的に解明してきた著者の遺著である。とりわけ日清・日露戦争を画期とした日本帝国主義成立期における軍部の政治勢力化のダイナミズムを考察した点、総力戦体制構築に向けて軍部による国民精神動員が、在郷軍人会や青年団等に依拠しながら進められたプロセスを明らかにした点で、その学問的意義は今も失われていない。
目次 第１章　日本帝国主義成立期の軍部；第２章　二箇師団増設問題と軍部；第３章　辛亥革命と日本の対応；第４章　第一次世界大戦・ロシア革命・米騒動；第５章　総力戦準備と国民統合；第６章　満州事変と国民統合への道；補章　明治初期の建軍構想；あとがきにかえて―おくればせの私の近現代史研究
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022624-0　　 4-00-022624-X
書誌番号 1109023701

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