脳から考える「感情と刑事裁判」 -- 新書y --
伊東乾 /著   -- 洋泉社 -- 2009.4 -- 18cm -- 191p

資料詳細

タイトル ニッポンの岐路裁判員制度
副書名 脳から考える「感情と刑事裁判」
シリーズ名 新書y
著者名等 伊東乾 /著  
出版 洋泉社 2009.4
大きさ等 18cm 191p
分類 327.6
件名 刑事裁判
著者紹介 1965年東京都生まれ。東京大学理学部、同大学院修了。東京大学大学院情報学環、作曲=指揮 情報詩学研究室准教授。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。第4回開高健ノンフィクション賞受賞。
内容紹介 パワーポイントや写真・動画を使用した法廷のプレゼンは、“認知的死角”だらけ。マインドコントロール法廷にしないために、裁判員制度の盲点を、最新の脳科学の知見と綿密な取材から明らかにする。
要旨 裁判員制度を「お裁き」にしないための緊急提言。裁判員法廷はモニターだらけのメディア・シアターになる!パワーポイントや写真、動画を使用した法廷のプレゼンは「認知的死角」だらけで、人々の感情を揺さぶり、気づかぬうちに意思決定に影響を及ぼす。人権派弁護士から元検事総長まで各方面関係者に、「表現のプロ」の著者が徹底インタビューを敢行。マインドコントロール法廷にしないために、脳認知科学から「わかりやすさ」の問題点を明らかにする。
目次 はじめに 賛否を超えて;1章 いきなり覗いてみた法廷―裁判員法廷の秘密;2章 疑問だらけの「模擬評議」―論理が崩壊する現場;3章 誰が判決を下すのか?―空洞化する裁きの主体;4章 裁判員制度の可能性―文書主義形骸化の克服を目指して;5章 法廷を席巻するオーディオ・ビジュアル―セルフ・マインドコントロールの落とし穴;6章 感情が支配する裁判員法廷!?―刑事司法は「改廃」されたのか?;7章 感情と意思決定の脳メカニズム―「正義」を支える心理と生理;8章 妥協の産物としての裁判員制度―外圧と官僚制のパワーバランス;9章 決断と正義―私たちが気をつけねばならないこと;おわりに 蜂と裁判員―「民主」と「衆愚」の狭間から
ISBN(13)、ISBN 978-4-86248-351-5   4-86248-351-8
書誌番号 1109024920

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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