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【図書】 中上健次と村上春樹

〈脱六〇年代〉的世界のゆくえ --
柴田勝二 ／著   -- 東京外国語大学出版会 -- ２００９．３ -- ２０ｃｍ -- ３５０ｐ

資料詳細

タイトル 中上健次と村上春樹
副書名 〈脱六〇年代〉的世界のゆくえ
著者名等 柴田勝二 ／著  
出版 東京外国語大学出版会 ２００９．３
大きさ等 ２０ｃｍ ３５０ｐ
分類 910.268
個人件名 中上健次
注記 年譜あり　索引あり
著者紹介 １９５６年兵庫県生まれ。８６年大阪大学大学院博士後期課程単位修得退学。現在、東京外国語大学教授。
内容紹介 「大きな物語」としての“６０年代”をくぐり抜けて、作家となった中上健次と村上春樹。その差異と重なりを緻密に読み解き、ポストモダンの様相を浮かび上がらせる画期的文学論。
要旨 「大きな物語」としての“６０年代”をくぐりぬけて作家となった中上と村上。その差異と重なりを緻密に読み解き、ポストモダンの様相を浮かび上がらせる画期的文学論。
目次 第１部　“六〇年代”への葬送（転移する暴力―『岬』への系譜；“動物”を殺す話―『風の歌を聴け』『１９７３年のピンボール』と六〇年代；重層する現代と古代―『枯木灘』の時空）；第２部　“終わり”の彼方へ（反転する物語―『羊をめぐる冒険』と“漱石”の影；“天皇”のいない世界―『地の果て至上の時』の象徴界；“終わりの後”の物語―『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とポストモダン批判）；第３部　アジアと歴史への眼差し（遍在する「底」―『ねじまき鳥クロニクル』『アフターダーク』における暴力；殺し、交わる相手―『海辺のカフカ』における過去；“力”への憧憬―『異族』とポストモダンの天皇）
ISBN(13)、ISBN 978-4-904575-03-1　　 4-904575-03-2
書誌番号 1109029076
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109029076

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