武藤秀太郎 /著   -- 藤原書店 -- 2009.4 -- 22cm -- 262p

資料詳細

タイトル 近代日本の社会科学と東アジア
著者名等 武藤秀太郎 /著  
出版 藤原書店 2009.4
大きさ等 22cm 262p
分類 301.2
件名 社会科学-歴史
注記 文献あり 索引あり
要旨 中国という「脅威」をめぐる日本の社会科学の屈折。欧米社会科学の定着は、近代日本の世界認識から何を失わせたのか?田口卯吉、福澤諭吉から、福田徳三、河上肇、そして山田盛太郎、宇野弘蔵らに至るまで、その認織枠組みの変遷を「アジア」の位置付けという視点から追跡。東アジア地域のダイナミズムが見失われていった過程を検証する。
目次 序論;第1部 自由交易主義経済論の史的根拠―中国への対抗としての「脱亜」 一八六〇‐八〇年代(東京築港構想の射程―田口卯吉の自由貿易論;「脱亜論」の位相―福澤諭吉と田口卯吉);第2部 「社会」問題の顕在化と社会政策論―動揺する中国・朝鮮認識 一八八〇‐一九二〇年代(異端の大正デモクラシー―福田徳三と吉野作造;もう一つの『貧乏物語』―河上肇の国民経済論);第3部 社会科学を独占するマルクス主義―「大東亜」との邂逅 一九二〇‐四〇年代(覆された「小農」の範疇―山田盛太郎の日中農業比較研究;戦後「社会科学」論の深層―宇野弘蔵と内田義彦);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-89434-683-3   4-89434-683-4
書誌番号 1109029313
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109029313

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