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【図書】 テロとユートピア

五・一五事件と橘孝三郎 -- 新潮選書 --
長山靖生 ／著   -- 新潮社 -- ２００９．４ -- ２０ｃｍ -- ２３８ｐ

資料詳細

タイトル テロとユートピア
副書名 五・一五事件と橘孝三郎
シリーズ名 新潮選書
著者名等 長山靖生 ／著  
出版 新潮社 ２００９．４
大きさ等 ２０ｃｍ ２３８ｐ
分類 210.7
件名 五・一五事件
個人件名 橘孝三郎
注記 文献あり
著者紹介 １９６２年茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒。歯科医の傍ら、文芸評論、社会時評など幅広く執筆活動を行っている。９６年「偽史冒険世界」で第１０回大衆文学研究賞受賞。評論家。
内容紹介 大恐慌と経済格差の果てに起きた首相暗殺の衝撃。貧困にあえぐ昭和初期、農本主義から生まれた楽園の理想はなぜ殺戮の思想に変わったのか。バブル崩壊以降の平成期にあまりにも合致する、動乱の現代史。
要旨 楽園への理想は、なぜ「一人一殺」の思想へ暗転したのか？大恐慌と格差の果てに起きた衝撃の「首相暗殺」。貧困にあえぐ昭和初期、農本主義を信奉する橘孝三郎は、田園ユートピア実現のために「愛郷塾」を結成する。だが、軍部の青年将校や「血盟団」盟主の井上日召との邂逅から、徐々にテロ思想に転換していく。そして、ついに叛乱の時はやってきた。バブル崩壊以後の平成期にあまりにも合致する、動乱の現代史。
目次 序章　なぜ戦争への道を「選んだ」のか；第１章　都市への憧れ、都市との訣別；第２章　田園ユートピアと白樺派ロマネスク；第３章　大陸浪人とアーバンリゾート；第４章　「生の躍動」のための闘い；第５章　「倍化運動」から「一人一殺」へ；第６章　都市を暗黒たらしめよ；第７章　事件後の救農闘争；第８章　戦時体制へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603633-0　　 4-10-603633-9
書誌番号 1109030035
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109030035

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