激動の時代を生きた38人の哀歓とロマン --
永沢道雄 /著   -- 光人社 -- 2009.6 -- 19cm -- 317p

資料詳細

タイトル 昭和を彩った女たち
副書名 激動の時代を生きた38人の哀歓とロマン
著者名等 永沢道雄 /著  
出版 光人社 2009.6
大きさ等 19cm 317p
分類 367.21
件名 婦人-日本-歴史-昭和時代
注記 文献あり
著者紹介 1930年東京出身。朝日新聞整理本部長、編集委員、朝日カルチャーセンター講座部長等を歴任。戦争体験を掘り起こす会運営委員。
内容紹介 不況や恐慌の一方で、広がる女性のステージ。進む核家族化の中で文化的暮らしを謳歌しつつ、愛し、悩み、働き、主張し、また物不足や空襲に泣き、笑い、喘ぐ女たち。激動の時代を生きた女たちの哀歓とロマンを描く。
要旨 何としてもパリに行きたかった。それは乙女の初恋にも似ていた。岡本かの子は昭和四年に行った。吉屋信子は昭和三年、32歳だった。円本ブームのおかげだった。二万円という印税をほとんど洋行費に充てた。自分に投資しようと決心したのだ。林芙美子は昭和六年、雑文で寄せあつめた金を持ってシベリア鉄道を利用した。パリに着いて、あらためて日本の言葉の美しさを感じた。それは金鉱を掘りあてたような誇りだった。下宿を転々と変えてパリの街を貪欲に見て歩いた。どん底というわけではないが、決して優雅な生活でもない。留守中の家族に仕送りするため、原稿を書いては日本に送った。でも、五ヵ月の間に日本が恋しくて恋しくてたまらなくなった―激動の時代を生きた女たちの哀歓とロマン。
目次 第1章 新しい女と職業婦人とモガと;第2章 ひろがる女性のステージ;第3章 女よ未来を信ぜよ;第4章 これから十五年の受難が始まる;第5章 灰色の大地よ墓場にならないでおくれ;第6章 行くところまで行くしかない;第7章 歩ける者はみんな働け;第8章 民衆を満腹させられない政治;第9章 深い痛苦、泣き哭くのみ;第10章 目がキラキラして印象的でした
ISBN(13)、ISBN 978-4-7698-1434-4   4-7698-1434-8
書誌番号 1109032650
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109032650

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