ナチスの過去をめぐる共同想起の闘い --
米沢薫 /著   -- 社会評論社 -- 2009.5 -- 22cm -- 459p

資料詳細

タイトル 記念碑論争
副書名 ナチスの過去をめぐる共同想起の闘い 1988~2006年
著者名等 米沢薫 /著  
出版 社会評論社 2009.5
大きさ等 22cm 459p
分類 234.074
件名 ドイツ-歴史-近代 , ナチス , ユダヤ人 , 記念碑
注記 並列タイトル:Der Denkmalstreit
注記 文献あり
著者紹介 立教大学文学部卒。同大学院文学研究科組織神学専攻、修士課程修了。同博士課程中退。1991渡独。ベルリン・フンボルト大学で社会学、政治学を学ぶ。元ドイツ学術振興会研究員。現フンボルト大学日本文化研究センター研究員。
内容紹介 2005年5月、ベルリンの壁解体後の空間に「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」が建てられた。それは最初から激しい論争の中にあった。厖大な資料から、多岐にわたる論争が浮上させた問題群を解読。
要旨 2005年5月、ベルリンの壁解体後の広大な空間に「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」が建てられた。しかしそれは最初から激しい論争の中にあった。なぜ「ユダヤ人」だけが記念されねばならないのか、なぜその場所なのか、なぜモニュメントなのか…。厖大な資料から多規にわたる論争が浮上させた問題群を解読。
目次 1 記念碑論争の経緯と諸問題(記念碑論争の前史;記念碑建設運動の始まり;「ベルリンの壁」の崩壊(一九八九年十一月九日)とドイツ統一による論争の転換;記念碑芸術コンペ;コンペ「挫折」後の展開(一九九八年~);連邦議会の議決に向かって;連邦議会の記念碑建設決議);2 記念碑の根本的問題―想起の本質とその機能(想起の主体―共同想起と国家アイデンティティー;想起の客体―犠牲者と加害者;想起の方法―記念碑の限界;想起と芸術―ホロコーストの表現(不)可能性);3 記念碑の実現(記念碑建設工事開始まで;記念碑建設工事の中断と再開―ドイツ企業の戦争責任;「情報の場所」の設立;完成した記念碑とその問題;共同想起に関わる現在の問題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1328-4   4-7845-1328-0
書誌番号 1109033057
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109033057

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