集英社新書 --
三田誠広 /著   -- 集英社 -- 2009.5 -- 18cm -- 218p

資料詳細

タイトル マルクスの逆襲
シリーズ名 集英社新書
著者名等 三田誠広 /著  
出版 集英社 2009.5
大きさ等 18cm 218p
分類 309.3
個人件名 マルクス,カルル・ハインリヒ
著者紹介 1948年大阪生まれ。早稲田大学文学部卒。77年「僕って何」で芥川賞受賞。作家。日本文藝家協会副理事長。日本文藝著作権センター理事長。著作権問題を考える創作者団体協議会議長。武蔵野大学客員教授。著書多数。
内容紹介 かつて人々を熱狂させ、急速に色褪せたマルクスの思想。世界的大不況のもと、日本でも格差が拡大した今こそ、彼の問いに立ち返るべき。時代の熱狂を体験した作家が、現代日本の再生に向け、マルクスの謎を読み解く。
要旨 かつてマルクスは、一つの世代を丸ごとかかえ込むほどのブームを巻き起こした。しかし、その後は過去の遺物と化し、社会主義国家もすでにほぼ崩壊している。だが今、資本主義もまた行き詰まりを迎え、日本でも格差が拡大し、社会のなかに自分を位置づけて生きがいを感じることが、難しくなってきている。マルクスが仕掛けた謎を考える意味は、むしろ高まってきているのだ。時代の熱狂を体験した作家が、現代日本の再生に向けて、マルクスの謎を読み解く。
目次 序章 なぜマルクスなのか(マルクスは魅力的?;マルクスはイワシの頭?;マルクスは大貧民の味方?;マルクス主義はまちがっていた?);第1章 マルクスの時代背景(マルクスってどんな人?;マルクスの思想って何?;マルクス主義は科学的か?;貧富の格差はどこから生じたか?;人間にとって自由って何?;大貧民はいかにして救われるか);第2章 日本のマルクス主義(日本共産党って何?;過激派はどこから来たか?;若者はなぜ過激になるのか?;大学は何のためにあるの?;マルクスは殺人を容認する?;赤軍派はなぜ一線を越えたのか?);第3章 マルクスは敗北したのか(挫折感って何?;もう一つの社会主義?;日本はマルクス主義国家?日本的控訴経済成長の秘密?;いまや日本は大貧民国家?;会社はコミュニティー?);終章 マルクスの逆襲(マルクスの夢の再現?;これからの日本をどうする?;無国籍資本が世界を崩壊させる?;いまこそマルクスの出番?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720494-0   4-08-720494-4
書誌番号 1109035983

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