竹沢泰子 /編   -- 岩波書店 -- 2009.5 -- 22cm -- 320,8p

資料詳細

タイトル 人種の表象と社会的リアリティ
著者名等 竹沢泰子 /編  
出版 岩波書店 2009.5
大きさ等 22cm 320,8p
分類 469.6
件名 人種
注記 索引あり
著者紹介 京都大学人文科学研究所教員。文化人類学。
内容 内容: 総論 表象から人種の社会的リアリティを考える   竹沢泰子著
内容紹介 人種のリアリティはどのように生み出されるのか。映画やスポーツからヒトゲノム研究に至るまで、人種をリアルなものとする表象の仕組みを解き明かす。人種研究に新たな1頁を加える刺激的な1冊。
要旨 「人種」が生物学的実体をもたず、社会的構築物にすぎないことが了解されて久しい。にもかかわらず、人種がいまだに強固な社会的リアリティをもつのはなぜだろうか。本書は、スポーツから、ヒトゲノム、絵画、社会運動にいたるまで、さまざまな領域にみられる表象に着目し、人種のリアリティを生み出すその主体的役割に光を当てる。分野横断的かつ地域横断的研究が生み出した、人種研究に新たな一頁を加える刺激的な一冊。
目次 1 人種とジェンダー・セクシュアリティ・階級の交錯(アメリカ合衆国における「人種混交」幻想―セクシュアリティがつくる「人種」;「哀れなカッフィ」とは何者か?―黒い肌のチャーティスト;もうひとつの「ネルソンの死」―黒人と女性はなぜ描き加えられたのか?);2 「見えない人種」の表象(虚ろな表情の「北方人」―「血と土」の画家たちによせて;「顔が変る」―朝鮮植民地支配と民族識別;「顔が変る」―朝鮮植民地支配と民族識別;「見えない人種」の徴表―映画『橋のない川』をめぐって);3 科学言説の中の人種(混血と適応能力―日本における人種研究 一九三〇‐一九七〇年代;ヒトゲノム研究における人種・エスニシティ概念);4 21世紀を歩み出した対抗表象(「黒人」から「アフロ系子孫」へ―チャベス政権下ベネズエラにおける民族創生と表象戦略;ポスト多文化主義における人種とアイデンティティ―アジア系アメリカ人アーティストたちの新しい模索;人種表象としての「黒人身体能力」―現代アメリカ社会におけるその意義・役割と変容をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023464-1   4-00-023464-1
書誌番号 1109038183
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109038183

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