角川選書 --
佐伯真一 /著   -- 角川学芸出版 -- 2009.6 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 建礼門院という悲劇
シリーズ名 角川選書
著者名等 佐伯真一 /著  
出版 角川学芸出版 2009.6
大きさ等 19cm 222p
分類 288.44
個人件名 建礼門院
著者紹介 1953年生まれ。同志社大学文学部卒。東京大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻は中世文学。現在、青山学院大学文学部日本文学科教授。
内容紹介 壇ノ浦の合戦で生き残った建礼門院は尼僧となり、京都大原の里に隠れ住む。突然、訪れた後白河法皇。彼女は涙ながらに語り出す…。「平家物語」が彼女に語らせた意図とは。作られたイメージと秘められた謎を明かす。
要旨 壇ノ浦の合戦で源氏の荒武者に捕らわれ、出家して京の大原の里に篭った建礼門院―。彼女を後白河法皇が訪ねる「大原御幸」では、自分の数奇な人生を地獄・畜生などの六道になぞらえて語る。それは、仏に仕える聖女の祈りなのか、愛欲に生きた美女の懺悔なのか、あるいは愛児の天皇を海に沈めてしまった母の苦悩なのか。好奇の眼にさらされ、さまざまな憶測を呼んでいた彼女に、『平家物語』が語らせたものは何か。建礼門院のつくられたイメージと秘められた謎を明かす。
目次 序章 建礼門院はどこにいるのか;第1章 建礼門院の生涯;第2章 建礼門院の六道語り;第3章 憤る女院、苦悩する国母;第4章 建礼門院説話と小野小町説話;第5章 畜生道と中世の女性説話;終章 その後の建礼門院
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703445-7   4-04-703445-2
書誌番号 1109042788

所蔵

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