「失われた15年」の教訓 -- ちくま新書 --
田中隆之 /著   -- 筑摩書房 -- 2009.6 -- 18cm -- 270p

資料詳細

タイトル 金融危機にどう立ち向かうか
副書名 「失われた15年」の教訓
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 田中隆之 /著  
出版 筑摩書房 2009.6
大きさ等 18cm 270p
分類 338.3
件名 金融政策-日本 , 財政政策-日本
注記 文献あり
著者紹介 1957年長野県生まれ。81年東京大学経済学部卒。日本長期信用銀行調査部ニューヨーク市駐在、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミスト、長銀ウォーバーグ証券経済調査部ディレクターなどを歴任。2001年より専修大学経済学部教授。専攻は日本経済論、財政金融政策。
内容紹介 不況克服の近道はあるのか。90年代、日本では量的緩和などの金融財政政策が打ち出された。当時展開された3つの政策を総括し、その経験が世界同時不況にどう生かされているかを考える。
要旨 金融危機と不況に苦しむ国家は、さまざまな政策を打ち出してこれを脱しようとする。それらの政策は、どのような狙いと効果をもつのか。なかには、効果が疑われるものや、副作用が懸念されるものもあり、論争を呼ぶ。この議論に示唆を与えるのが、平成不況、すなわち「失われた15年」での日本の経験だ。当時、金融政策は量的緩和という未踏領域に踏み込み、財政政策は巨額の減税と公共事業を行った。金融システム安定化のための政策(プルーデンス政策)は、銀行の破綻処理や救済を行い、その体系を整えた。本書では、90年代以降に展開された3つの政策を総括し、その経験が世界同時不況にどう生かされているかを考える。
目次 序章 3つの危機対応策を問いなおす;第1章 「失われた15年」の危機対応策―3つの政策の位置;第2章 未踏領域の金融政策;第3章 財政政策の展開と赤字拡大;第4章 不良債権問題とプルーデンス政策;第5章 世界金融危機における経済対策;第6章 教訓を生かせるか―3つの政策の新たな課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06497-4   4-480-06497-4
書誌番号 1109043197

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