日本の近代を読み解く -- ちくま新書 --
小林敏明 /著   -- 筑摩書房 -- 2009.6 -- 18cm -- 264p

資料詳細

タイトル 父と子の思想
副書名 日本の近代を読み解く
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 小林敏明 /著  
出版 筑摩書房 2009.6
大きさ等 18cm 264p
分類 367.3
件名 親子関係 ,
注記 文献あり
著者紹介 1948年岐阜県生まれ。96年ベルリン自由大学学位取得。ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、現在ライプツィヒ大学東アジア研究所教授。専門は哲学・精神病理学。
内容紹介 父子関係が我々にとって持つ意味とは何か。近代日本における父子問題の典型を、夏目漱石、中野重治、中上健次の作品から浮き上がらせ、それらを思想的にとらえなおした時、何が見えてくるのかを論じる。
要旨 父と子(特に息子)の間には、母とのそれにはない、独特な感情の交錯がある。しかし、そこにはまた、私的な関係におさまらないものも胚胎されているのではないか。本書は、近代日本における父子問題の典型を、夏目漱石、中野重治、中上健次の作品から浮きあがらせた前半部と、それらを思想的にとらえなおしたとき、何が見えてくるのかを論じた後半部からなる。父子関係がわれわれにとって持つ意味とは何か。読者は近代を貫く大きな問題系へと引き寄せられることだろう。
目次 なぜ父子を問題にするのか;第1部 文学に見る父子(通じあえない父子;拮抗する父子;「父殺し」の試み);第2部 父子問題の射程とその行方(知識人をめぐって;家・田舎・辺境;回帰の構造;父子問題の現況について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06490-5   4-480-06490-7
書誌番号 1109043202

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