学術選書 -- 諸文明の起源
井上浩一 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2009.6 -- 19cm -- 381p

資料詳細

タイトル ビザンツ文明の継承と変容
シリーズ名 学術選書 諸文明の起源
著者名等 井上浩一 /著  
出版 京都大学学術出版会 2009.6
大きさ等 19cm 381p
分類 209.4
件名 ビザンチン帝国
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年京都市出身。71年京都大学文学部卒。76年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。大阪市立大学文学部助手・講師・助教授を経て、現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史。
内容紹介 ビザンツ帝国においては、古代ギリシア・ローマ都市文明の何が継承され、断絶・変容されたか。独特の皇帝、宦官、戦争のあり方などから解きほぐし、その過程を、社会の構造と人間類型の転換として描く。
要旨 ビザンツ帝国は、「文明の十字路」コンスタンティノープルを帝都に、約千年にわたる長いあいだに徐々に独自の文明を形成してきた。専制皇帝の絶大な権力、宦官の活躍で整備された官僚制、戦いに明け暮れながらも必要悪としか考えない戦争観―ここには、古代ギリシア・ローマの都市文明を継承しつつも、明らかに異なった文明への変容がみられる。この過程を、社会構造と人間類型の転換として描く。
目次 世界史のなかのビザンツ文明;第1部 都市の変貌―ギリシア・ローマ文明からビザンツ文明へ(ローマ都市とビザンツ都市;都市自治の終焉;「パンとサーカス」のゆくえ;都市からみたビザンツ文明の起源と特徴);第2部 皇帝・宦官・戦争―ビザンツ文明の諸相(皇帝―「神の代理人」;宦官―「皇帝の奴隷」;戦争―必要悪);ビザンツ文明と現代
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-843-3   4-87698-843-9
書誌番号 1109044227

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 209.4/19 一般書 利用可 - 2042606009 iLisvirtual
山内 公開 Map 209 一般書 利用可 - 2050776002 iLisvirtual