土屋礼子 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2009.6 -- 21cm -- 277p

資料詳細

タイトル 近代日本メディア人物誌 創始者・経営者編
著者名等 土屋礼子 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2009.6
大きさ等 21cm 277p
分類 361.45
件名 マス・メディア-歴史 , 伝記-日本
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 長野県生まれ。一橋大学大学院後期博士課程修了。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。著書「大衆紙の源流」、共訳書「米国のメディアと戦時検閲」。
内容紹介 近代日本におけるメディアの歴史を、経営者、とくに創始者から読み解く。新聞、出版、通信社、放送、広告代理店の創業者・創始者・経営者の半生を描き出し、今日のメディアの源流を探る。
要旨 本書は、近代日本におけるメディアの歴史を、経営者、とくに創始者から読み解くことを目指している。時代の流れの中で、悪戦苦闘しながら、自ら時代と向き合い、切り開いていった経営者たち。彼らの歩みは、日本のメディアの歴史、さらには日本近代史そのものを物語っている。メディアとは人である。そのことを、本書は明確に示している。
目次 第1部 黎明期のメディアを創った人々(岸田吟香―幕末に新聞雑誌を創刊、日本初の従軍記者;ジョン・レディ・ブラック―開化日本を報じた英国人ジャーナリスト;福地桜痴―世論の風潮を顧ずして往進すべし;仮名垣魯文―軽妙な文体とゴシップで庶民を新聞に親しませた戯作者;福沢諭吉―「日本一の時事新報」の盛衰;矢野龍渓―『郵便報知新聞』で新聞大衆化を断行;村山龍平―『朝日新聞』を全国紙に育てた経営者;黒岩涙香―スキャンダル報道で読者をつかむ;徳富蘇峰―明治・大正・昭和三つの時代をリードした新聞記者;陸羯南―孤高の新聞記者;秋山定輔―利益と言うよりは寧ろ一人でも余計に読んで貰う;本山彦一―新聞紙も一種の商品なり;瀬木博尚―活字文化を支えた広告人;光永星郎世界の電通の創業者);第2部 メディアの変革を主導した人々(大橋新太郎―「博文館王国」を築いた出版人;佐藤義亮―文学出版社・新潮社の創立者にして近代文学史のプロデューサー;羽仁もと子―生活への着目から『婦人之友』へ;嶋中雄作―読者は単なる商品の顧客とは違ふ;山本実彦―「出版界の四天王」の栄光と挫折;菊池寛―生活第一、芸術第二;野間清治―「雑誌王」の立身出世主義;岩波茂雄
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05418-3   4-623-05418-7
書誌番号 1109044665
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109044665

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