アメリカのナノテク戦略 --
デイヴィッド・M.ベルーベ /〔著〕, 五島綾子 /監訳, 熊井ひろ美 /訳   -- みすず書房 -- 2009.6 -- 22cm -- 280,52p

資料詳細

タイトル ナノ・ハイプ狂騒 上
副書名 アメリカのナノテク戦略
著者名等 デイヴィッド・M.ベルーベ /〔著〕, 五島綾子 /監訳, 熊井ひろ美 /訳  
出版 みすず書房 2009.6
大きさ等 22cm 280,52p
分類 502.53
件名 科学技術-アメリカ合衆国
注記 Nano-hype./の翻訳
著者紹介 【ベルーベ】ニューヨーク大学でコミュニケーション学を修める。バーモント大学教授などを経て、1990サウスカロライナ大学教授に着任。同大学ナノ・センターのナノ倫理部門長に就任。国際ナノテクロジー協議会委員等を務めた。2008年からノースカロライナ州立大学教授。
内容紹介 ナノテク・ブームを焚きつけた大言壮語含みのナノテク評と、その裏にある利害関係者それぞれの事情に迫る。本巻では、テクノロジーの夢物語があらゆるメディアで語られるナノ・ハイプの様相を俯瞰する。
要旨 本書はナノテクノロジー・ブームを焚きつけた大言壮語含みのナノテク評(ナノ・ハイプ)と、その裏にある利害関係者それぞれの事情に光をあてる。上巻では、テクノロジーの夢物語があらゆるメディアで語られるナノ・ハイプの様相を俯瞰する。やがて産・官・学の諸機関もこぞって未来に投資しはじめ、その資金の周りにさらに多くの利害関係者が生まれ、騒ぎを煽る流れが描かれる。ハイプの象徴となったE.ドレクスラー氏をいったん迎え入れた科学界が、のちに彼の処遇に窮する様子は教訓的だ。ハイプは推進派にとっても諸刃の剣なのである。また政府のイニシアティブとそれを可能にしたキーパーソンらの言動を追い、アメリカが国策としてテクノロジーを進めるプロセスが具体的に示される。全2巻。
目次 第1章 誇大表現、誇張、ハイプの狂乱(可変要素としての誇張;誇張とグー;結論);第2章 ナノテクノロジーに関する憶測と批判(支持者;批判者;結論);第3章 ナノテクノロジーにおける政府関係者(個人;政府系科学振興団体;行政府;結論);第4章 ナノテクノロジーにおける政府のイニシアティブ(イニシアティブと情報操作;国際的な関係者;結論);第5章 ナノテクノロジーを宣伝するための報告書(アメリカ;イギリス;EU(欧州連合);企業関連の利害関係者;結論);第6章 ナノサイエンスの応用(計器および装置;製造および材料;農業および食物生産;エレクトロニクスおよびコンピューティング;ヘルスケア;エネルギー;贅沢品;結論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07460-1   4-622-07460-5
書誌番号 1109045593
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109045593

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