アジア現代女性史 --
ジョン・ローサ /編, アユ・ラティ /編, ヒルマル・ファリド /編, 亀山恵理子 /訳   -- 明石書店 -- 2009.6 -- 20cm -- 430p

資料詳細

タイトル インドネシア九・三〇事件と民衆の記憶
シリーズ名 アジア現代女性史
著者名等 ジョン・ローサ /編, アユ・ラティ /編, ヒルマル・ファリド /編, 亀山恵理子 /訳  
出版 明石書店 2009.6
大きさ等 20cm 430p
分類 224
件名 インドネシア-歴史
注記 Tahun yang tak pernah berakhir./の翻訳
著者紹介 【ローサ】ブリティッシュ・コロンビア大学准教授。
内容紹介 9・30事件は本当に共産党によるクーデター未遂事件だったのか。スハルト政権期には決して語られることのなかった事件の悲惨な真実をオーラルヒストリーとして描き、インドネシア国内で大きな反響を呼んだ問題作。
要旨 一九五四年のジュネーブ協定で約束されたベトナム統一選挙が実施されず、ベトナムに対する米国の介入が強まり、七五年のサイゴン解放にいたるまでの第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)の時期、この戦争は、ベトナム・ラオス・カンボジアのインドシナ三国はもとより、東北および東南アジア全域で民衆にとてつもない影響を及ぼした。米国の北爆が本格化する一九六五年、インドネシア「九・三〇事件」が発生する。これはインドネシア共産党のクーデター未遂事件であるとされ、共産党勢力は弾圧を受けて壊滅、それまで非同盟運動のホープであったスカルノ大統領は失脚し、スハルトが政権を掌握する契機となった。ジョン・ローサらの著作は、スハルト体制下で長く闇に隠されてきた九・三〇事件以後の民衆虐殺を、オーラル・ヒストリーの方法で蘇らせている。
目次 1 エッセイ(九・三〇事件後の中ジャワにおける逮捕と殺害;行き止まりだらけの道で待ち続ける―被害者家族の話;女が政治囚になったとき;「集い」と気丈さ―狂気の最中でもちこたえる知恵;ロームシャと開発―スハルト体制における政治囚の強制労働;南ブリタルにおけるPKIの武力闘争とトリスラ作戦);2 スケッチ(グムラールのスケッチ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-3002-0   4-7503-3002-7
書誌番号 1109046823
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109046823

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