ちくま学芸文庫 --
蓮實重彦 /著   -- 筑摩書房 -- 2009.7 -- 15cm -- 340p

資料詳細

タイトル 反=日本語論
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 蓮實重彦 /著  
出版 筑摩書房 2009.7
大きさ等 15cm 340p
分類 804
件名 日本語
要旨 フランス文学者の著者、フランス語を母国語とする夫人、日仏両語で育つ令息。そして三人が出会う言語的摩擦と葛藤のかずかず。著者はそこに、西欧と日本との比較文明論や、適度や均衡点などを見出そうとするのではない。言葉とともに生きることの息苦しさと苛立ちに対峙し、言語学論理を援用しつつ、深遠なる言葉の限界領域に直接的な眼差しを向ける。それは、「正しく美しい日本語」といった抽象的虚構を追い求める従来の「日本語論」に対して、根源的な意義申し立てを行うことでもある。
目次 序章 パスカルにさからって;1 滑稽さの彼岸に(歓待の掟;人の名前について ほか);2 「あなた」を読む(S/Zの悲劇;シルバーシートの青い鳥 ほか);3 文字と革命(萌野と空蝉;海王星の不条理 ほか);終章 わが生涯の輝ける日
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09224-3   4-480-09224-2
書誌番号 1109051682

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