失われんとする光化門のために --
丸山茂樹 /著   -- 社会評論社 -- 2009.7 -- 20cm -- 448p

資料詳細

タイトル 青春の柳宗悦
副書名 失われんとする光化門のために
著者名等 丸山茂樹 /著  
出版 社会評論社 2009.7
大きさ等 20cm 448p
分類 913.6
個人件名 柳宗悦小説
注記 文献あり
著者紹介 1948年香川県生まれ。71年(株)ラジオ関西入社。2005年取締役辞任、退職。在職中、民間放送連盟番組コンクールなどで受賞多数。既著に「陶匠濱田庄司青春轆轤」がある。
内容紹介 支配する側の国民でありながら支配される側の痛みを感じ、恐ろしい処罰をも覚悟して、様々な発言をし、また公然と批判した柳宗悦。彼の青春の日々と朝鮮との深い関わりを綴った物語。生誕120周年記念出版。
要旨 海軍少将柳楢悦の三男として生まれる。学習院在学中、白樺派に参加。朝鮮美術に注目し、陶磁器や古美術品を蒐集し、1924年、京城(現、ソウル)に朝鮮民族美術館を設立。李氏朝鮮時代の景福宮の光化門の取壊しに反対する評論を『改造』に寄稿する。光化門は破壊撤去から救われた。柳宗悦の生きた時代、支配する側の国民でありながら支配されている側の痛みを感じ、種々発言を繰返すことは、また公然と批判することは、日本人といえども恐ろしい処罰を覚悟してのことだった。生誕120周年記念出版。
目次 地平線;学習院;桃園;白樺;兼子;夕月;我孫子;リーチ;手賀沼;石窟庵;高麗と李朝;白樺コロニー;朝鮮人を想う;留学生;京城市;朝鮮民族美術館;斎藤総督;妹;アゲハ蝶;たった一人;停滞;大地震;光化門を出でてゆく
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-0585-2   4-7845-0585-7
書誌番号 1109052013
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109052013

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