集英社新書 --
武内和久 /著, 竹之下泰志 /著   -- 集英社 -- 2009.7 -- 18cm -- 189p

資料詳細

タイトル 公平・無料・国営を貫く英国の医療改革
シリーズ名 集英社新書
著者名等 武内和久 /著, 竹之下泰志 /著  
出版 集英社 2009.7
大きさ等 18cm 189p
分類 498.0233
件名 医療-イギリス
注記 文献あり
著者紹介 【武内】1971年生まれ。東京大学法学部卒業後、厚生省に入省。在英国日本国大使館一等書記官などを経て厚生労働省大臣官房勤務。
内容紹介 崩壊寸前だった英国の医療は、なぜ蘇ることができたのか。ブレア政権下で行われた制度改革の全容を明らかにすることで、やはり医療の崩壊が叫ばれて久しい日本の制度改革へ向けた具体策を提言する。
要旨 無料で公平な医療を全国民に―この理想を掲げて一九四八年、英国の医療システム(NHS)は誕生した。以来英国民はこの制度を誇りにしてきたが、九〇年代には患者の手術待ちが数カ月に及ぶなど、種々の問題が表面化して崩壊の危機に陥った。この事態に果敢に立ち向かい、二〇〇一年から一〇年計画で劇的な改革へと導いたのがブレア以降の労働党政権である。効率化と患者中心の医療の実現など、英国の医療改革の全貌を紹介するとともに、やはり医療の崩壊が叫ばれて久しい日本の制度改革へ向けた具体策を提言する。
目次 第1章 今、日本の医療に何が求められているのか;第2章 英国医療改革とは何か―NHSの果敢なる挑戦(NHSとは―「公平・無料・国営」の揺るぎない理念;英国医療改革の鳥瞰図―決断・戦略・実行);第3章 医療改革に何が必要か―英国医療改革の実像(「政治の力」―信念とリーダーシップ;「患者中心」―患者の納得と参加;「地域」―医療の地方分権;「公平」―健康「格差」への目配り;「医療従事者」―クオリティの高いサービスを提供できる医師の確保;「プライマリケア」―「かかりつけ医」という安心;「医療の可視化」―「質」と「効率」の二兎を追う;「医療の効率化」―限りある資源の有効活用);第4章 英国医療改革は何を成し遂げたか―残された課題とNHSの未来(英国医療改革の成果と課題;日本の医療改革へのヒント)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720502-2   4-08-720502-9
書誌番号 1109053251
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109053251

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 498.0 一般書 利用可 - 2043157470 iLisvirtual