精神の城塞 -- 書物誕生 あたらしい古典入門 --
荻野弘之 /著   -- 岩波書店 -- 2009.7 -- 20cm -- 227,3p

資料詳細

タイトル マルクス・アウレリウス『自省録』
副書名 精神の城塞
シリーズ名 書物誕生 あたらしい古典入門
著者名等 荻野弘之 /著  
出版 岩波書店 2009.7
大きさ等 20cm 227,3p
分類 131.5
個人件名 マルクス・アウレリウス・アントニヌス
注記 背のタイトル:自省録
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。同大学院博士課程中退。東京大学教養学部助手、東京女子大学助教授を経て、99年より上智大学文学部哲学科教授。中世思想研究所長。現在、英国オクスフォード大学にて客員滞在中。西洋古典哲学、教父哲学専攻。
内容紹介 国防の陣営で苦悩する日々、マルクス帝が綴った1冊の手記。その「生きられた思想」の記録を、ストア哲学という主題が転調を重ねつつ反復・展開し響いていく変奏曲として味わい、人生における読書の意味をも考える。
要旨 古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた『自省録』。成立史と影響史を明らかにしながら、易しくて難しい本の森に分け入っていく。至福の読書体験への誘い。
目次 第1部 書物の旅路―テクスト生誕の謎(生きられたストア主義;マルクス・アウレリウスの生涯とその時代;エピクテトスの思想―ローマ時代のストア哲学;ストア派の影響と受容の歴史―賞讃・共感・批判;『自省録』という書物(一)―成立の謎・写本伝承・翻訳の歴史;『自省録』という書物(二)―誰のために?何のために?;補論 皇帝のイコン―目に見えるマルクス像);第2部 作品世界を読む―自己対話のテクスト空間(『自省録』のスタイルとその思想;苦悩する魂とその救済―『自省録』の宗教性;哲学の理念―観照と実践、規則の変奏;精神の訓育―想像力の開花・書くことの意味;謎の第一巻をどう読むか―徳目の博物館・回想と自伝)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028293-2   4-00-028293-X
書誌番号 1109054850

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 131.5 一般書 利用可 - 2043200308 iLisvirtual
磯子 公開 Map 131 一般書 利用可 - 2043193050 iLisvirtual