中川良隆 /著   -- 鹿島出版会 -- 2009.8 -- 19cm -- 173p

資料詳細

タイトル 水道が語る古代ローマ繁栄史
著者名等 中川良隆 /著  
出版 鹿島出版会 2009.8
大きさ等 19cm 173p
分類 518.1
件名 水道-ローマ-歴史
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 昭和22年東京生まれ。44年慶應義塾大学工学部卒。46年東京大学大学院工学系研究科土木工学修士課程修了、大成建設(株)入社。平成15年東洋大学工学部環境建設学科教授。現在に至る。技術士。
内容紹介 「ローマ帝国の繁栄の原動力はローマ水道」の説を念頭に、古代ローマの水に関わる6つの疑問を浮き彫りにし、江戸上水と比較しながら、ローマ水道の様々な疑問を解明していく。
要旨 シビル・エンジニアリングとは、市民のための技術である。そのシビル・エンジニアの立場で、なぜ千数百年も追い越すことができないほど古代ローマ水道の技術水準が高かったのであろうか、という疑問の解明を目指したのが本書である。技術とは当然、思想に裏打ちされたものであるから、水道を必要とした考え方は、どのようなものであったのかも解き明かす。
目次 序章 古代のローマ水道の意義と評価;第1章 古代ローマは、どのように下水の処理をしていたのか―古代ローマの下水道とトイレの話;第2章 古代ローマはなぜ長大な水道を造り、トンネルや水道橋を多用したのか―古代ローマの水道幹線の話;第3章 七つの丘の町と称され、起伏に富んだ首都ローマ全域に、どのように動力もなしで給水できたのか―ローマ水道の市内給水の話;第4章 大規模な公共浴場は、なぜ造られたのか―古代ローマの泉と浴場・水車の話;第5章 大規模な施設は、どのように造られたのか―古代ローマの水道建設技術の話;第6章 なぜ古代ローマは水道を最重要視したのか―水道を通して見たローマの繁栄;ローマ水道・江戸上水等に係る年表
ISBN(13)、ISBN 978-4-306-09399-7   4-306-09399-9
書誌番号 1109058750

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中央 書庫 518.1/223 一般書 利用可 - 2043260769 iLisvirtual
公開 Map 518.1 一般書 利用可 - 2043456434 iLisvirtual
港北 公開 Map 518.1 一般書 利用可 - 2043258560 iLisvirtual