イスラーム世界とキリスト教世界の狭間 -- 世界史の鏡 --
太田敬子 /著   -- 刀水書房 -- 2009.8 -- 19cm -- 157p

資料詳細

タイトル ジハードの町タルスース
副書名 イスラーム世界とキリスト教世界の狭間
シリーズ名 世界史の鏡
著者名等 太田敬子 /著  
出版 刀水書房 2009.8
大きさ等 19cm 157p
分類 209.4
件名 ビザンチン帝国
注記 文献あり
著者紹介 1957年生まれ。85年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。96年北海道大学文学研究科助教授就任。現在、同大学院文学研究科教授。専門は、イスラーム支配下における中東キリスト教徒社会の歴史、アラブ・ビザンツ関係史。
内容紹介 “ジハードのための前線基地”であった町・タルスース。イスラームとテロリストを混同せざるを得ないような事件が頻出する今、イスラームの“聖戦”の本来の意味を問いながら、この稀有な町の歴史をひもとく。
要旨 ジハードとはイスラーム教の拡大とその防衛のための戦い。8世紀末、キリスト教世界の最前線ビザンツ帝国との境界の小さな町タルスースは、町ごと、ジハード(聖戦)の前線基地となった。自発的に集まった戦士たちであふれる町。人々は、どこから来て、何を考え、どんな生活をしていたのだろう?イスラーム過激派テロが続発する今、“聖戦”の本来の意味を問いながら、この稀有な町の歴史を紐解いてみよう。
目次 第1章 境界域の都市タルスース小史(イスラーム都市タルスースの建設;ビザンツ境界域の中心都市への発展;カリフ政権の衰退とタルスース);第2章 タルスースの都市社会(タルスースの都市社会;タルスースの住民;タルスース社会の特徴);第3章 歴史におけるビザンツ境界域(「ルームとのスグール」の範囲と構造;スグールの成立と発展;アッバース朝政権とすぐール再建事業;ムスリム勢力の交代とスグール);第4章 タルスースの歴史が語るもの(「辺境」や「境界」を巡る諸問題;「辺境」都市タルスース)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88708-508-4   4-88708-508-7
書誌番号 1109059383

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