人間文化研究機構国文学研究資料館 /編   -- 岩田書院 -- 2009.3 -- 22cm -- 436p

資料詳細

タイトル 中近世アーカイブズの多国間比較
著者名等 人間文化研究機構国文学研究資料館 /編  
出版 岩田書院 2009.3
大きさ等 22cm 436p
分類 202.9
件名 古文書
内容 内容: 統治組織 日本中世の国家機構における文書の作成・保存と廃棄   高橋一樹著
内容紹介 中世と近世における文書の作成と管理という特定課題の比較を多国間で試みた書。各国・地域においてどのような組織や集団が、どのような種類の文章を作成し、利用し、蓄積していたのかという概況を追究する。
要旨 本書の目的は、中世と近世における文書の作成と管理という特定課題の比較を多国間で試みることである。国内では本書のような試みは存在しない。本書の編成の意図は以下の通りである。まず、アーカイブズ学の出所概念に基づいて、出所別に文書管理や作成文書を比較検討する部を設けた。それが第1部から第3部である。第1部「統治組織」では、中央政府と地方行政組織が対象である。第2部「村落」では、村のほかに家や宗族も考察の対象となる。第3部「商人と都市」では、普遍的に存在する商人と存在形態の差異が著しい都市を取り上げた。次に、第4部「訴訟文書と相続文書」は、文書類型論である。最後に、第5部「媒体とリテラシー」は、アーカイブズ研究の前提的領域の一部である。
目次 第1部 統治組織(日本中世の国家機構における文書の作成・保存と廃棄;幕府役職と情報継承―担当交代から記録管理を考える;フランスにおける国家アーカイブズ―中央および地方、12~18世紀;オスマン国家官僚における文書作成―時期区分、組織化の展開、文書類の多様化および大量化;文書と記録、そして「休紙」―朝鮮時代における文献の伝存様相;朝鮮時代地方官衙における記録の生産と保存;日本近世社会の特質と文書の作成・管理);第2部 家と村落(日本近世村落における文書の作成と管理・保存;コラム 日本中世村落;コラム 近世フランス農村;近世における両班家門の文書伝来と構造;朝鮮後期における村落文書の生産と管理;村落文書と村落志―徽州歙県西溪南を例として);第3部 商人と都市(近世日本の商家文書について;朝鮮時代の商人文書について;中国における商業関係文書について;商人文書、商業関係文書―中世末期から近世にかけてのフランスと西欧;コラム イタリア商人;名前と数―近世ロンドンにおける情報の収集と共有(1500年頃~1700年);日本近世の首都行政における蓄積情報の身分間分有と利用);第4部 訴訟文書と相続文書(1840年代在
ISBN(13)、ISBN 978-4-87294-556-0   4-87294-556-5
書誌番号 1109059633

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 202.9/1 一般書 利用可 - 2044066516 iLisvirtual