ハルオ・シラネ /編, 藤井貞和 /編, 松井健児 /編   -- 笠間書院 -- 2009.8 -- 19cm -- 421,21p

資料詳細

タイトル 日本文学からの批評理論 アンチエディプス・物語社会・ジャンル横断
著者名等 ハルオ・シラネ /編, 藤井貞和 /編, 松井健児 /編  
出版 笠間書院 2009.8
大きさ等 19cm 421,21p
分類 910.4
件名 日本文学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【シラネ】コロンビア大学教授 日本文学、比較文学。
内容 内容: 日本文学、文化の記憶、権力   ハルオ・シラネ著 ; 北村結花訳
内容紹介 異なる分野や学問領域の研究者が、互いに意思を伝え合うための共通の「言語」である「批評理論」を、日本文学研究から提示。相互に関わり合う3つの視座から、日本文学の近現代と古典を論じ、新たな方法を切り拓く。
要旨 「批評理論」とは、異なる分野や学問領域の研究者が、互いに意思を伝え合うことができる共通の“言語”である。国内外の論客が、ハーバード・イェンチン研究所で開催された、日本文学国際シンポジウムでの成果から、日本文学研究の現在を見据え、新たなる方法を提唱する野心的な試み。
目次 イントロダクション(日本文学、文化の記憶、権力);アンチエディプス―精神分析の変容(物語のアンチエディプス―寺山修司・谷崎潤一郎・『源氏物語』;夏目漱石『こゝろ』におけるセクシュアリティと語り;薫型コンプレックス―『源氏物語』の思想;兄弟愛とインセスト―中上健次「秋幸三部作」をめぐって);物語社会―歴史をどう語るか(換喩から提喩へ―『剣巻』における歴史の形象;歴史の外典か戦争機械か?―清盛のカブロと空間、噂、放浪の問題;「顔」が生成する真名本『曾我物語』―“曾我”「兄/弟」の非対称的物語;振動する非自己―村上春樹の「コミットメント」とトラウマ);ジャンル横断―異なるものたちとの出会い(受動化する身体、見出される風景―漱石、谷崎、乱歩における「遊民」たち;“紫のゆかり”と物語社会の臨界―『源氏物語』を世俗化/マイナー化するために;歌づくりの方法論;風景和文の形成―『源氏物語』の空間の成立);解説(日本文学からの批評理論―アンチエディプス・物語社会・ジャンル横断)あとがき(発見すること、発信すること)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70485-6   4-305-70485-4
書誌番号 1109062721
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109062721

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