日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの --
クライン孝子 /著   -- 祥伝社 -- 2009.9 -- 20cm -- 284p

資料詳細

タイトル 大計なき国家・日本の末路
副書名 日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの
著者名等 クライン孝子 /著  
出版 祥伝社 2009.9
大きさ等 20cm 284p
分類 210.76
件名 日本-歴史-昭和時代(1945年以後) , ドイツ-歴史-近代
注記 文献あり
著者紹介 1939年旧満州生まれ。68年渡欧、チューリッヒ大学、フランクフルト大学でドイツ文学と近代西欧政経史を学ぶ。ノンフィクション作家。ドイツ・フランクフルト在住。EUプレスクラブ、ドイツ婦人ジャーナリスト連盟会員。
内容紹介 北方領土は返ってこない、ロシアの資源も手に入らない。見るも無惨なこの体たらく。この先、日本はどうしたらいいのか…。戦後、EUの中心国となったドイツに、日本が再び立ち上がるための教訓を探る。
要旨 周辺国との関係を修復し、ロシアとも巧みに連携をはかり、いまやEUの実質的中心国としてゆるぎない存在感を見せつけるドイツ。それに対して、アジアにおいても世界においても、その存在感がますます希薄になりつつある日本。その差はどこから生じたのか。戦後補償、周辺国との関係、領土問題、再軍備、歴史教育、情報機関、メディア、政治家など、それぞれのテーマで日独の戦後64年を比較検証し、現在の日本の問題を浮き彫りにする。
目次 1章 戦後ドイツの「国家百年の計」―大欧州連合の構想は、どこから生まれたか;2章 ドイツ人捕虜一一〇〇万人の運命―悲惨な抑留体験から見る戦争の本質;3章 ドイツはなぜ、反論を封印したのか―一般市民一二〇〇万の過酷体験からドイツが学んだこと;4章 「ニュルンベルク裁判」と「東京裁判」―裁判の受けとめ方に見る日独の大きな差異;5章 情報戦略と諜報機関(その1)―生き馬の目を抜く情報戦の実態と「ゲーレン機関」;6章 情報戦略と諜報機関(その2)―世界の中の「情報欠乏国家」日本の惨憺;7章 再軍備と旧軍人の処遇―旧軍人を復興に活用した国、社会から葬った国;8章 国家の自立、政治化の責任―なぜ日本は目先しか見えず、国益を失うのか;9章 国運を左右するメディアの責任―なぜドイツは、報道の質に対する要求レベルが高いのか;10章 教育は国家百年の大計―戦勝国の指示を聞き流した国、真に受けた国;終章 独自の憲法を持つ国・持たぬ国―なぜ日本は、国家の芯を抜かれてしまったのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-61342-6   4-396-61342-3
書誌番号 1109066460
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109066460

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