戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫 -- 講談社選書メチエ --
石川公彌子 /著   -- 講談社 -- 2009.9 -- 19cm -- 249p

資料詳細

タイトル 〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学
副書名 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 石川公彌子 /著  
出版 講談社 2009.9
大きさ等 19cm 249p
分類 910.26
個人件名 柳田国男
著者紹介 1976年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程修了。専門は、日本政治思想史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOE「死生学の展開と組織化」特任研究員。
内容紹介 柳田國男、保田與重郎、折口信夫。等しく人間の弱さの復権を期し、それぞれに共同体を志向した試みから見えるものとは。国学の系譜に連なる3人の思想を改めて検証し、戦時に彼らが見出そうとした可能性の形に迫る。
要旨 柳田國男、保田與重郎、折口信夫。国学の系譜につらなる三人の思想をあらためて検証し、戦時にあって彼らが見いだそうとした「可能性」のかたちに迫る力作―。ひとしく人間の“弱さ”の復権を期し、それぞれに「共同体」を志向した彼らの試みから見えてくるものとは。
目次 序章(国学の思想;沖縄論);第1章 柳田國男の思想(郷土研究と国家;公民形成の学としての民俗学;国家と家郷;柳田と地方文化運動;『先祖の話』);第2章 保田與重郎の思想(青春の復権と日本浪曼派の成立;言霊論;天皇論;思想の変容;国学論;イロニーと近代的自我の隘路);第3章 折口信夫の思想(源氏物語と“弱さ”;まれびと論;「たをやめぶり」の尊重;天皇論;神道と国学論;神道普遍宗教化論;親密圏と近代国学);終章(近代国学における親密圏の位相;近代国学の意義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258449-4   4-06-258449-2
書誌番号 1109067422

所蔵

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