漱石から春樹まで -- 光文社新書 --
石原千秋 /著   -- 光文社 -- 2009.9 -- 18cm -- 285p

資料詳細

タイトル 名作の書き出し
副書名 漱石から春樹まで
シリーズ名 光文社新書
著者名等 石原千秋 /著  
出版 光文社 2009.9
大きさ等 18cm 285p
分類 910.26
件名 小説(日本)
著者紹介 1955年東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期中退。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。
内容紹介 最初の1行には作品のエッセンスが詰まっている。「それから」「雪国」「あ・うん」「キッチン」「スプートニクの恋人」など、近代文学や戦後、時代の最先端だった作品を取り上げ、小説に隠れた宝物を探し出す。
要旨 書き出しを読めば、その小説のすべてが分かる。
目次 花になりたかった女―夏目漱石『それから』;誰でもない自分―谷崎潤一郎『痴人の愛』;自分を「子供」に見せる語り―太宰治『人間失格』;駒子が愛したのは東京の男―川端康成『雪国』;有為子のために―三島由紀夫『金閣寺』;真実の言説の作り方―大江健三郎『万延元年のフットボール』;父系の神話と母系の神話―中上健次『枯木灘』;空虚な「愛」は語ることができない―村上龍『限りなく透明に近いブルー』;記号の森へ/記号の森から―田中康夫『なんとなく、クリスタル』;公然の秘密を楽しむ―向田邦子『あ・うん』;女が文体を女装する―山田詠美『ベッドタイムアイズ』;少女の文体と新しい性の形―吉本ばなな『キッチン』;揺れ続ける性の向こうへ―松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』;女として読むこと―江國香織『きらきらひかる』;「こちら側」の自分はいつも孤独―村上春樹『スプートニクの恋人』
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-03525-9   4-334-03525-6
書誌番号 1109068682

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
都筑 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2043420456 iLisvirtual
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