スピノザからレオ・シュトラウスまで --
柴田寿子 /著   -- 東京大学出版会 -- 2009.9 -- 20cm -- 220,14p

資料詳細

タイトル リベラル・デモクラシーと神権政治
副書名 スピノザからレオ・シュトラウスまで
著者名等 柴田寿子 /著  
出版 東京大学出版会 2009.9
大きさ等 20cm 220,14p
分類 311.2
件名 政治思想-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1955年長野県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授。2009年逝去。
内容紹介 政治と宗教の問題をどう捉えるか。スピノザを軸にホッブズ、マルクス、アーレントらの思想を辿りながら、「リベラル・デモクラシーの政治体制」と「啓示による政治体制」の接合を探ってきた思想の系譜を明らかにする。
目次 第1部 リベラル・デモクラシーに内在する宗教の問題(グローバルなリベラル・デモクラシーとヴァイマールの亡霊―現代アメリカにおけるレオ・シュトラウスの浮上は何を物語るのか;同化主義とシオニズムのはざま―レオ・シュトラウスとスピノザの背反と交錯);第2部 近世・近代における理性・啓示・政治の関係(西欧近世にみる開放的共存の思考様式―スピノザにおける神権政治と民主政;古典主義時代における歴史の概念と政治神学―聖書解釈をめぐるホッブズとスピノザの相違は何を帰結するのか;コスモポリタン・デモクラシーと理性vs.啓示の争い―“理性の公的使用”にみるカントの政治的判断力);第3部 ヴァイマール期から現代にいたる政治と宗教の問題(政治的公共圏と歴史認識―アーレントにおける「光の物語」と「闇の記憶」;構成的権力論と反ユダヤ主義―力と法をめぐるシュミットとスピノザの邂逅;ポスト形而上学時代における政治的「無神論」―マルクス「宗教一般」の再検討)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010111-0   4-13-010111-0
書誌番号 1109069978
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109069978

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