超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ --
吉田寛 /著   -- 青弓社 -- 2009.10 -- 22cm -- 406p

資料詳細

タイトル ヴァーグナーの「ドイツ」
副書名 超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ
著者名等 吉田寛 /著  
出版 青弓社 2009.10
大きさ等 22cm 406p
分類 762.34
個人件名 ヴァーグナー,ヴィルヘルム・リヒアルト
注記 文献あり 著作目録あり 作品目録あり 索引あり
著者紹介 1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。同研究科助手、助教を経て、現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。専攻は美学、感性学、表象文化論。
内容紹介 音楽により「真のドイツ」を打ち立てようとした作曲家ヴァーグナー。三月革命や統一戦争で国家の輪郭が激しく揺れ動いた時代、彼の「ドイツ」はどこに向かったか。19世紀ドイツのナショナリズムを問い直す音楽史。
要旨 音楽によって「真のドイツ」を打ち立てようとした作曲家リヒャルト・ヴァーグナー。三月革命や統一戦争で国家の輪郭が激しく揺れ動いた時代、複数の「ドイツ」がせめぎあうなか、超政治としての芸術を実践した彼の「ドイツ」はいったいどこに向かったのか。19世紀ドイツのナショナリズムを新たに問い直す音楽史。
目次 第1章 出発点としてのコスモポリタニズム―最初期のオペラと著作にみる「ドイツ的なもの」(一八三四‐三九年);第2章 パリでの挫折を経て―「フランス的なもの」に対する批判意識の芽生え(一八三九‐四二年);第3章 ドレスデン時代―革命期の思想にみる「ドイツ的なもの」の理念(一八四二‐四九年);第4章 『未来の芸術作品』と民衆の理念―チューリヒ亡命時代・1(一八四九年);第5章 『オペラとドラマ』にみる「ドイツ的なもの」―チューリヒ亡命時代・2(一八五〇‐五一年);第6章 祝祭劇場の構想とドイツへの帰国の途(一八五二‐六四年);第7章 「最もドイツ的な国家」としてのバイエルン―ミュンヘン時代(一八六四‐六五年);第8章 ドイツ統一戦争とヴァーグナー―トリープシェン時代(一八六六‐七〇年);第9章 新生ドイツ帝国の誕生と「ドイツ的なもの」のゆくえ―ヴァーグナーの一八七一年;第10章 「ドイツ」はいずこに?―バイロイト時代(一八七二‐八三年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-7273-7   4-7872-7273-X
書誌番号 1109074305
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109074305

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