杉山俊彦 /著   -- 徳間書店 -- 2009.10 -- 20cm -- 253p

資料詳細

タイトル 競馬の終わり
著者名等 杉山俊彦 /著  
出版 徳間書店 2009.10
大きさ等 20cm 253p
分類 913.6
注記 第10回日本SF新人賞受賞作
著者紹介 1977年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。
内容紹介 22世紀初頭、人間のサイボーグ化の足がかりとして、サラブレッドのサイボーグ化が承認された…。競馬の競技、業界全体の行末を独特のシニカルなタッチで活写する。近未来競馬小説。〈受賞情報〉日本SF新人賞(第10回)
要旨 「馬を買いに来た。サラブレッドだ」北海道の新冠で小さな牧場を営む笹田伸人の許を、北海道を統括するロシア弁務官アレクセイ・イリッチが訪れた。小規模な牧場には珍しく、大活躍が期待される一歳馬だ。笹田は弁務官の高圧的な態度に拒絶反応を示すが、権力には勝てず、馬は買い取られていった。二十二世紀初頭、ロシアはその強大な軍事力により、経済力のみの日本に勝利し、支配下に置いていた。世界の競馬産業は衰退していたが、日本ではロシア侵攻中も馬産が続けられ、競馬人気は盛ん。しかし、「腹脳」という人口頭脳の業界団体である「腹推会」が、人間のサイボーグ化への足がかりとして、サラブレッドのサイボーグ化を競馬界に働きかけ、これが承認されてしまった。生身の馬体で行われる最後のダービーに向けて、男たちは、それぞれの戦いを始める。ポグロム―ロシア語で、虐殺、破壊―と名付けられたイリッチ弁務官の馬は、いかなる活躍を示すか!?第10回日本SF新人賞受賞作。
ISBN(13)、ISBN 978-4-19-862840-6   4-19-862840-8
書誌番号 1109076962
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109076962

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中央 書庫 913.6/35616 一般書 利用可 - 2043517115 iLisvirtual
公開 Map 913.6/ス 一般書 利用可 - 2043887460 iLisvirtual