ヒトと自然の共生とは何か --
池谷和信 /編著   -- 岩波書店 -- 2009.10 -- 22cm -- 367p

資料詳細

タイトル 地球環境史からの問い
副書名 ヒトと自然の共生とは何か
著者名等 池谷和信 /編著  
出版 岩波書店 2009.10
大きさ等 22cm 367p
分類 519.2
件名 環境問題-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1958年静岡県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。北海道大学助手などをへて、2007年から国立民族学博物館民族社会研究部・総合研究大学院大学文化科学研究科教授。環境人類学・文化地理学専攻。
内容 内容: 地球環境史は何を明らかにしようとしているか 気候変動と現代文明   安田喜憲著
内容紹介 今、一面的なエコポリティクスのため、古くから自然と共生してきた人々が排除される現実がある。地球環境史の視点で、ヒトと自然=地球の生態との歴史的な関わりを明らかにし、ヒトと自然の共生とは何かを問い直す。
要旨 いま環境問題が人類への急務の課題となっている。その一方で一面的なエコポリティクス(自然保護政策)のため、古くから自然と共生してきた人々が排除され、各地で論争や紛争まで引き起こしている。地球環境史はヒトと自然=地球の生態との歴史的な関わりを学際的に明らかにし、「ヒトと自然の共生とは何か」を問いなおす。
目次 第1章 地球環境史は何を明らかにしようとしているか(気候変動と現代文明―年縞と文明史;世界の狩猟活動をめぐる人類史;ヒトの生業は生と死にどう関わってきたか―森林焼畑民のライフコースと人口史;一九世紀のコレラ・パンデミックと南アジア世界―環境史としての疫病史;絵図からみた日本の植生史);第2章 文明はいかに生まれたか(砂漠が育んだ文明―アフロ・ユーラシアの乾燥地;海の文明―オーストロネシアン;タカラガイと文明―東ユーラシア);第3章 ヒトは自然をいかに育ててきたか―森林や草原に刻まれた歴史(環境史からみた日本の森林―森林言説を検証する;東南アジア大陸部における山地民の移住史と環境利用;ヒマラヤにおける放牧地利用の生態史―草地・森林への牧畜の影響;ギニア南部森林地域における村落林の生態史―ドーナツ状森林の機能と成因);第4章 自然はヒトをどう変えてきたか―動物や植物からみた歴史(熱帯雨林と文化―沈香はどこから来てどこヘ行くのか;ゴースト・ネイチャー―北米における毛皮フロンティアの展開とエコクライシス;ナマコをめぐるエコ・ポリティクス―ナマコ戦争とワシントン条約;アラビア半島のビャクシン林の利用と保全);第・
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023856-4   4-00-023856-6
書誌番号 1109081117
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109081117

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