「世界の中の日本」をどう論じたか -- 講談社選書メチエ --
片山慶隆 /著   -- 講談社 -- 2009.11 -- 19cm -- 245p

資料詳細

タイトル 日露戦争と新聞
副書名 「世界の中の日本」をどう論じたか
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 片山慶隆 /著  
出版 講談社 2009.11
大きさ等 19cm 245p
分類 070.21
件名 新聞-日本-歴史-明治時代 , 日露戦争
注記 索引あり
著者紹介 1975年神奈川県生まれ。学習院大学文学部卒。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。現在、早稲田大学政治経済学術院助教。専攻は日本近代史、日本政治外交史。
内容紹介 高級紙「時事新報」、政府系「東京日日新聞」、イエロージャーナリズム「萬朝報」。大国との戦争へと向かう日本と世界を、いかに語り、論じたか。新聞が大企業化する以前の、粗野で豊かだった時代を活写する。
要旨 日露戦争の時代、新聞界は黄金期を迎えていた。福澤諭吉創刊の『時事新報』、陸羯南主筆『日本』といった高級紙から伊東巳代治による『東京日日新聞』、徳富蘇峰『国民新聞』や『東京朝日新聞』など時の政府に近いもの、政治家の女性問題のようなゴシップから政府・大企業批判、リベラルな主張までを載せる『萬朝報』『二六新報』。知識人から下層階級、政府支持から社会主義者まで、多様な読者に向けた無数で雑多な新聞が、大国との戦争へと向かう日本と世界をいかに語り、論争をしたか。膨大な史料を掘り起こし、新聞が大企業化する以前の、粗野で豊かだった時代を活写する、メディア史研究の試み。
目次 第1章 日英同盟への期待と危惧;第2章 開戦論への道;第3章 日露戦争勃発;第4章 韓国の保護国化;第5章 戦争の終わり;終章 日露戦後の新聞界
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258453-1   4-06-258453-0
書誌番号 1109083215
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109083215

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