因縁と天命の情念型 -- 《思想・多島海》シリーズ --
前野佳彦 /著   -- 法政大学出版局 -- 2009.11 -- 20cm -- 311,7p

資料詳細

タイトル 事件の現象学 2
各巻タイトル 因縁と天命の情念型
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ
著者名等 前野佳彦 /著  
出版 法政大学出版局 2009.11
大きさ等 20cm 311,7p
分類 361.78
件名 都市
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1953年福岡県生まれ。74年東京大学法学部中退。79年同大学院人文科学研究科修士課程修了。80~84年シュトゥットガルト大学・ロンドン大学付属ワークブルク研究所に留学。現在、文化記号塾主宰。
内容紹介 「来て、寄って、去る」歩みが紡ぐ覚醒の系譜、その本源的自由。任侠の習俗・替天行道など「因縁」と「天命」の論理を貫く東洋の「事件」判断を掘り下げ、その遊歩的覚醒を記号人としての普遍への精神的登高に繋ぐ。
要旨 都市の創設自体が“事件”であった。あらゆる事件の淵源があったこの根源的事件が、地域集団に固有の定位の型を生む。集住的都市創設の本質をなす“運命”観の不在は、アジア的都市経験における自由の不在を意味しない。むしろ、その心性の基底に眠る“天命”観のもつ情念を覚醒させつつ、古代都市の“流通”世界に遍在した自由への視界を切り啓き、普遍に向けて記号人としての精神的登高を始めよう。そのとき眼下には、数千年に及ぶ“見えない都市”の夢の記憶が次第に浮かび上がる…。
目次 序 都市的流通の脱自性と“東洋的”自由の根源;第1部 “因縁”の定位世界(“意志の病い”と“世間現見”;“ガナ=サンガ”と“本生”的定位);第2部 “天命”の定位世界;(“作邑”と“天命”;天命的主体―“任侠の習俗”;易姓的弁証法―“文”と“義”;“替天行道”―見えない共同体);結び 記号人の定位の学としての“事件の現象学”
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-10017-8   4-588-10017-3
書誌番号 1109086539
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109086539

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