〈道〉への回帰 -- 書物誕生 あたらしい古典入門 --
神塚淑子 /著   -- 岩波書店 -- 2009.11 -- 20cm -- 232p

資料詳細

タイトル 老子
副書名 〈道〉への回帰
シリーズ名 書物誕生 あたらしい古典入門
著者名等 神塚淑子 /著  
出版 岩波書店 2009.11
大きさ等 20cm 232p
分類 124.22
注記 文献あり
著者紹介 1953年兵庫県生まれ。79年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。中国哲学専攻。主要著書「六朝道教思想の研究」「文選・下」「現代語訳阿含経典長阿含経」「真理の偈と物語法句譬喩経現代語訳」。
内容紹介 老子の思想は今や「タオ」という国際語によって、欧米圏を含む世界中の人々の間で親しまれている。20世紀に発展した出土資料研究に基づきながら祖本について考え、歴代の注釈読解を踏まえながら魅力的に紹介する。
要旨 もしも、この世に『老子』が存在しなかったら、世界の思想史は大きく異なっていたに違いない。その思想は、中国や日本はもとより、いまや「タオ」という国際語によって欧米圏を含む世界中の人々の間で親しまれている。しかし、書物の成立や作者とされる人物は謎に包まれており、また、説かれている内容は実に深遠で多様な解釈が可能である。そうしたことが『老子』の神秘化を招いたゆえに、道教の聖典とされたり、老子とブッダを同一視する考え方が生まれ、仏教受容の一助となったこともあった。二〇世紀に大きく発展した出土資料研究に基づきながら祖本について考え、歴代の注釈読解を踏まえながら、よく知られた句を中心に根源的な思索の道へと踏み込んでいく。
目次 第1部 書物の旅路―中国宗教思想の基軸として(『老子』誕生の謎;『老子』はどのように読まれてきたか?;老子と仏教;老子と道教);第2部 作品世界を読む―『老子』のことば 「道」(タオ)の教え(「道」から始まる;根源の「道」に帰る;文明への警告;「聖人」の治;足るを知り、しなやかに生きる)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028296-3   4-00-028296-4
書誌番号 1109089546
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109089546

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