ヘーゲル『法哲学』の再生 -- ポイエーシス叢書 --
アクセル・ホネット /著, 島崎隆 /訳, 明石英人 /訳, 大河内泰樹 /訳, 徳地真弥 /訳   -- 未来社 -- 2009.11 -- 20cm -- 183p

資料詳細

タイトル 自由であることの苦しみ
副書名 ヘーゲル『法哲学』の再生
シリーズ名 ポイエーシス叢書
著者名等 アクセル・ホネット /著, 島崎隆 /訳, 明石英人 /訳, 大河内泰樹 /訳, 徳地真弥 /訳  
出版 未来社 2009.11
大きさ等 20cm 183p
分類 321.1
件名 法哲学
個人件名 ヘーゲル,ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ
注記 Leiden an Unbestimmtheit./の翻訳
要旨 われわれが治療的な哲学理解の形式的図解を基礎に置くならば、『法哲学』の事実上の出発点を形成するものは、端的に代替となる正義論を立案するという意図ではなくて、まずは自身の現代における生活世界上の欠如または「苦しみ」の知覚である。他者を認めることなく、己れの欲望のおもくままに権利をもてあそぶ者たちを襲う、自由であることの苦しみ。コミュニケーションなき社会に蔓延する不透明な病理は克服されうるのか。『法哲学』に織りこまれた治癒と解放の論理を現代に再生する試み。フランクフルト学派新世代を代表する俊英がヘーゲル、そしてハーバーマスと対峙し批判理論の新たな地平を切りひらく。
目次 1 正義論としてのヘーゲル(個人的自由の理念―自律の間主観的条件;『法哲学』における「法・権利」―自己実現の必然的領域);2 正義論と時代診断の関連(自由であることの苦しみ―個人的自由の病理学;苦しみからの「解放」―「人倫」の治療的意義);3 近代の模範理論としての人倫の学説(自己実現と承認―「人倫」のための条件;「人倫」の過度な制度化―ヘーゲル的アプローチの問題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-624-93259-6   4-624-93259-5
書誌番号 1109090979

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