高田衛 /著   -- 岩波書店 -- 2009.12 -- 22cm -- 339,7p

資料詳細

タイトル 春雨物語論
著者名等 高田衛 /著  
出版 岩波書店 2009.12
大きさ等 22cm 339,7p
分類 913.56
著者紹介 1930年富山県生まれ。53年早稲田大学第二文学部卒。56年同大学院文学研究科修士課程修了。65年東京都立大学大学院文学研究科博士課程修了。立正学園女子短期大学、東京都立大学、近畿大学の教職を歴任し、現在、東京都立大学名誉教授。著書「上田秋成年譜考説」など。
内容紹介 最晩年の上田秋成が遺した未完の著作『春雨物語』とはどんな作品か。近世小説が有する様式性からの離脱を試みた秋成晩年の文業を、作品世界の精緻な分析に基づきながら、広く近世文学全体の流れの中に位置付ける。
要旨 最晩年の上田秋成が遺した未完の著作『春雨物語』とはどのような作品であるのか。近世小説が有する様式性からの離脱を試みた秋成晩年の文業を、作品世界の精緻な分析にもとづきながら、ひろく近世文学全体の流れの中に位置付ける。秋成研究の第一人者である著者の考究を集成した待望の論文集。
目次 1(秋成文学の展開―文学的攻撃者の足跡;『春雨物語』の世界―内なる古代・内なる言葉へ);2(「血かたびら」幻想―二人の帝王の物語;「天津処女」傍見―六歌仙の“古代”;「目ひとつの神」逍遙―“老い”からの省察;「死首の咲顔」素描―物がたりさま;「宮木が塚」越境―時代と様式からの脱皮;「妖尼公」怪説―変身とエロス;「捨石丸」札記―石と剣の物語 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024452-7   4-00-024452-3
書誌番号 1109096520

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 913.5/271 一般書 利用可 - 2043877588 iLisvirtual