人類社会の進化 --
河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2009.12 -- 23cm -- 339p

資料詳細

タイトル 集団
副書名 人類社会の進化
著者名等 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2009.12
大きさ等 23cm 339p
分類 469
件名 人類学 , 社会集団
注記 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。主な著書に「野の医療:牧畜民チャムスの身体世界」「社会空間の人類学:マテリアリティ・主体・モダニティ」「生きる場の人類学:土地と自然の認識・実践・表象過程」等。
内容 内容: 集団   河合香吏著
内容紹介 ペア・家族から民族・国家まで、ヒトはなぜ「集まる」のか。サルからヒトへの進化の中で、集団形成のメカニズムを解き明かす。霊長類学と生態・社会文化人類学の第一人者による、本格的な共同研究。
要旨 ペア/家族から民族/国家まで。ヒトはなぜ「集まる」のか?集団形成における「暴力」と「誘惑」の役割、「見えない仲間」を描き出す表象能力、構造化されたsocietyにおける非構造のsocialへの注目など、集団形成のメカニズムを進化の中で解き明かす。霊長類学と生態・社会文化人類学の第一人者による、本格的な共同研究。
目次 集団 人類社会の進化史的基盤を求めて;第1部 社会性の進化(非構造の社会学―集団の極相へ;単独者の集まり―孤独と「見えない」集団の間で;人間の共同性はどこから来るのか?―集団現象における循環的決定と表象による他者分類;霊長類における集団の機能と進化史―地理的分散の性差に着目して);第2部 社会集団のなりたち(集団のオントロギー 「分かち合い」と生業のメカニズム;暴力と集団の自己産出―海賊と報復の民族誌から;徒党を組む―牧畜民のレイディングと「共同の実践」);第3部 「われわれ」意識の生成と展開(「今ここの集団」から「はるかな集団」まで―狩猟採集民のバンド;感知される「まとまり」―可視的な「集団」と不可視の「範疇」の間;「われらベンバ」の小さな村―居住集団の日常と王国をつなぐしかけ);第4部 新たな集団論へ(集団的興奮と原始的戦争―平等原則とは何ものか?;エイジェントは誘惑する―社会・集団をめぐる闘争モデル批判の試み;人間集団のゼロ水準―集団が消失する水準から探る、関係の意味、場と構造);「集団」から「制度」へ―まとめと展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-937-9   4-87698-937-0
書誌番号 1110001527

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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