エルヴェ・ケンプ /著, 北牧秀樹 /訳, 神尾賢二 /訳   -- 緑風出版 -- 2010.1 -- 20cm -- 219p

資料詳細

タイトル 金持ちが地球を破壊する
著者名等 エルヴェ・ケンプ /著, 北牧秀樹 /訳, 神尾賢二 /訳  
出版 緑風出版 2010.1
大きさ等 20cm 219p
分類 333.6
件名 世界経済
注記 Comment les riches de´truisent la plane`te./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ケンプ】1957年アミアン生まれ。パリ第一大学で歴史と経済学、パリ行政学院で政治学を修める。フランスのジャーナリスト、作家。日刊紙「ルモンド」の執書者としても有名。雑誌「科学とマイクロ生活」の記者だったが、チェルノブイリ事故をきっかけにエコロジーを追求。
内容紹介 温暖化を加速し、極地の氷や氷河を溶かし、新たな病原菌を蔓延させる…。その危機の元凶は、世界の経済と政治を寡頭支配する大金持ちにある。より少ない消費とより良き分配こそが人類と地球を救うことを伝える1冊。
要旨 世界の最富裕者500人の収入は、世界の最貧困者4億人の全収入を上回る。世界の大富豪の792人の所得は全開発途上国対外借款総額に相当する。世界人口の2割が世界の富の8割を消費している。反対に世界では28億人が飢餓と栄養失調で苦しんでいて、20億人が1日2ドル以下で生活している。世界の貧困者30億人のうち10億人が都市部の貧民窟で暮らしている。孤児は1億2000万人。世界の農業生産高は人口増加よりも上回っているのにである…。金持ちの成長主義は地球温暖化を加速し、極地の氷や氷河を溶かし、異常気象や海面上昇を惹起し、新たな病原菌を蔓延させる。すでに手遅れなのか?どうすればいいのか?本書は、その危機の元凶が世界の経済と政治をオリガルキー(寡頭支配)する大金持ちにあることを明らかにし、より少ない消費と、より良き分配こそが人類と地球を救うことを明らかにする。
目次 第1章 大異変。さあ、どうする?;第2章 環境危機、社会危機;第3章 世の勢力者たち;第4章 いかにしてオリガルキーが環境危機を激化させるか;第5章 危機に瀕する民主主義;第6章 切迫感とオプティミズム;エピローグ プラネット・カフェ
ISBN(13)、ISBN 978-4-8461-0916-5   4-8461-0916-X
書誌番号 1110003104

所蔵

所蔵は 0 件です。現在の予約件数は 0 件です。