小学館101新書 --
棚橋正博 /著   -- 小学館 -- 2010.2 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル 捏造されたヒーロー、遠山金四郎
シリーズ名 小学館101新書
著者名等 棚橋正博 /著  
出版 小学館 2010.2
大きさ等 18cm 253p
分類 289.1
個人件名 遠山金四郎
注記 文献あり
著者紹介 1947年秋田県生まれ。早稲田大学大学院修了。日本近世文学専攻。帝京大学教授。著書「式亭三馬」「十返舎一九」「江戸の道楽」「江戸戯作草紙」「教科書が載せられない名文」ほか。
内容紹介 「遠山の金さん」こと遠山金四郎景元は、本当に桜の彫物をした庶民の味方の名奉行だったのか。江戸から明治にいたる時代の波にゆれ動く新たな景元像を暴き出し、「金さん」が桜吹雪を背負うまでを克明に追う。
要旨 時は幕末、天保の世。ご存じ「遠山の金さん」こと北町奉行・遠山金四郎景元は、桜吹雪の諸肌脱いで悪人をこらしめた名奉行のはずが、その実像は大違い。老中・水野忠邦のもと、悪評高い天保の改革をおし進め、庶民を泣かせたその人だった。それがなぜヒーロー「金さん」となったのか。江戸文化を広く研究する著者は、江戸から明治にいたる時代の波にゆれ動く新たな景元像をあばきだし、「金さん」が桜吹雪を背負うまでを克明に追う。鳥居耀蔵の暗躍、矢部定謙との官僚バトル、次々に打ち出される金融・経済政策の失敗など、今すぐ使える話題も満載。
目次 第1章 遠山の金さんの桜吹雪を追う(明治の歌舞伎に初登場した金さん;金さんの彫物は? ほか);第2章 江戸の町奉行たち(江戸の町奉行とは;町奉行はけっこう忙しい ほか);第3章 この世から消された人情本(天保の出版界をゆるがす人情本筆禍事件;絶望のはてに死に至る作家たち ほか);第4章 天保の改革の中でもがく遠山景元(遠山景元、一世一代のパフォーマンス;株仲間の発足 ほか);第5章 天保の改革の挫折(金が金を生む江戸時代;早起きはなぜ「三文」の得なのか? ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-825069-1   4-09-825069-1
書誌番号 1110007435
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110007435

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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戸塚 公開 Map 289/ト 一般書 利用可 - 2044238910 iLisvirtual