脳は身体の警告信号をどう発信するのか -- 知りたい!サイエンス --
小山なつ /著   -- 技術評論社 -- 2010.3 -- 19cm -- 255p

資料詳細

タイトル 痛みと鎮痛の基礎知識 上(基礎編)
各巻タイトル 脳は身体の警告信号をどう発信するのか
シリーズ名 知りたい!サイエンス
著者名等 小山なつ /著  
出版 技術評論社 2010.3
大きさ等 19cm 255p
分類 492.2
件名 痛み
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 奈良女子大学から同大学院修士課程時代、動物生態学、とくにトビケラの生態、分類および行動について学ぶ。その後、滋賀医科大学生理学講座の故・横田敏勝氏の下で、痛みと鎮痛の生理学について学び、現在に至る。
内容紹介 痛みは、警告信号を発信する重要な役割を果す一方、身体の異常がないのに、慢性的に続くものもある。本書では、痛みのメカニズムなど、病気や治療法について理解する上で必要となる基礎知識を図を用いて解説する。
要旨 痛みとはなんだろうか。単に身体の異常を感知する感覚というだけではなく、不快な情動を伴うことによって、警告信号を発信する重要な役割を果す。一方、身体の異常がないのに、慢性的に続く痛みもある。痛みを抑える治療は古代から試みられ、発展してきた。そして現在、神経科学や分子生物学などの進歩により痛みそのものについての理解も深まってきている。
目次 第1章 痛みは警告信号?(ホメオスタシスとストレス;侵害受容と防御反射;痛みの学習と無痛症;痛みは感覚?;痛みは情動?;急性痛と慢性痛;痛みの定義);第2章 痛みのメカニズム(神経における情報伝達機構;痛みを伝える情報伝達機構;関連痛;痛みの異常のメカニズム;内因性疼痛抑制系);第3章 痛みに関連する物質と受容体(イオンチャネル型受容体と代謝型受容体;発痛物質と炎症メディエーター;カプサイシンと温度受容体;神経成長因子と侵害受容ニューロン;神経伝達物質と受容体;ニューロペプチド;内因性オピオイドペプチドとオピオイド受容体)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7741-4157-2   4-7741-4157-7
書誌番号 1110008297

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 492.2/236/1 一般書 利用可 - 2043999616 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 492 一般書 利用可 - 2044075612 iLisvirtual