日本近現代文学にみる女の老い --
倉田容子 /著   -- 学芸書林 -- 2010.2 -- 20cm -- 355,3p

資料詳細

タイトル 語る老女語られる老女
副書名 日本近現代文学にみる女の老い
著者名等 倉田容子 /著  
出版 学芸書林 2010.2
大きさ等 20cm 355,3p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代 , 老人(文学上) , 婦人(文学上)
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1978年東京都生まれ。2001年日本女子大学卒。06年日本学術振興会特別研究員。08年お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。09年お茶の水女子大学大学院リサーチフェロー、現在に至る。お茶の水女子大学等非常勤講師。10年千葉工業大学等非常勤講師、現在に至る。
内容紹介 年老いた女たちは、どのように生き、どのように語られたのか。「坊っちゃん」「羅生門」など、文学作品の歴史的・社会的・文化的要素にアプローチし、女性の老いをめぐる問題の根幹へと迫る画期的論集。
要旨 年老いた女たちはどのように生き、どのように語られたのか。『坊っちゃん』『羅生門』から『老妓抄』『彩霧』、そして『貴婦人Aの蘇生』『西の魔女が死んだ』…。文学作品の歴史的・社会的・文化的要素にアプローチし、女性の老いをめぐる問題の根幹へと迫る画期的論集。
目次 1 老女はどこへ行くのか―“女”と“老い”をめぐる批評(老いとは何か;エイジング研究の理論;老女研究の方法);2 老女の表象史(『坊っちゃん』―再生産労働のポリティクス;『生』―“老いゆく/病みゆく身体”の発見;『羅生門』―一九世紀末~二〇世紀初頭の老女表象;『老妓抄』と『晩菊』―尊厳の所在;『野守』『山姥の微笑』『猫の草子』―家族のなかの自死);3 語る老女―円地文子論(年老い給ふほど、この世ならぬ美しさのみ増りて―円地文子の文学と生涯;“老い”と“女”のアンビヴァレント―『遊魂』;一九七〇年代“老いゆく身体”―『彩霧』;“書くこと”の倫理―『菊慈童』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87517-083-9   4-87517-083-1
書誌番号 1110008851
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110008851

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