19世紀フランスにおける女性・声・人造性 --
フェリシア・ミラー・フランク /著, 大串尚代 /訳   -- 東洋書林 -- 2010.2 -- 20cm -- 367,31p

資料詳細

タイトル 機械仕掛けの歌姫
副書名 19世紀フランスにおける女性・声・人造性
著者名等 フェリシア・ミラー・フランク /著, 大串尚代 /訳  
出版 東洋書林 2010.2
大きさ等 20cm 367,31p
分類 950.2
件名 フランス文学-歴史-近代 , 婦人(文学上) ,
注記 The mechanical song./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ミラー・フランク】1952年生まれ。ワシントン大学でメロン・フェローとして教鞭をとったのち、91~94年ジョンズ・ホプキンズ大学のフランス語客員准教授を務める。本書が第1作目。
内容紹介 聴く者を虜にする、この世のものと思われない精妙な歌声の表象がもたらすものは何か。人造美女 独身者の機械という極めて今日的なテーマに対して、「声」の表象に光を当てた先駆的研究。
要旨 本書は人造美女/独身者の機械というきわめて今日的なテーマに対し、「声」の表象に光を当てた先駆的研究である。精神分析とフェミニズムの議論をふまえながら、プルーストやルソーをはじめ、ジョルジュ・サンド、バルザック、ネルヴァル、ボードレール、ホフマン、そしてヴィリエ・ド・リラダンらの作品を通して、歌声と女性とテクノロジーの関係を鮮やかな手さばきで検証していく。聴く者を虜にする、この世のものと思われない精妙な歌声の表象がもたらすものは何か。そこには近代を特徴づける「崇高」の美学的体験が息づいている。
目次 第1章 母なる声への郷愁;第2章 エコーの忘れ得ぬ歌;第3章 女祭司の歌;第4章 時計仕掛けの鳥―歌手と天使と曖昧な性差;第5章 ボードレールと化粧する女;第6章 エディソンの録音された天使;第7章 人ならざる者の声、崇高なる歌
ISBN(13)、ISBN 978-4-88721-768-3   4-88721-768-4
書誌番号 1110013442

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