記述行為論序説 --
石川則夫 /著   -- 笠間書院 -- 2010.2 -- 22cm -- 403,6p

資料詳細

タイトル 文学言語の探究
副書名 記述行為論序説
著者名等 石川則夫 /著  
出版 笠間書院 2010.2
大きさ等 22cm 403,6p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代 , 日本語
注記 索引あり
著者紹介 昭和32年東京都生まれ。56年國學院大學文学部卒。平成2年同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。これまでに調布学園高校、聖学院高校、山脇学園短期大学等の非常勤講師を勤める。8年國學院大學文学部日本文学科専任講師。18年同教授。
内容紹介 文学の言語行為について、「読むこと」「書くこと」を言語認識論的な意味から考え直し、小林秀雄・川端康成を中心に、宮澤賢治・堀辰雄などの評論や小説を論じる。文学の言語活動分析から、文学の可能性を再考する。
要旨 文学を言語において読み解くとはどういうことなのか。文学の言語行為について、「読むこと」「書くこと」といったことを言語認識論的な意味から考え直し、小林秀雄・川端康成を中心に、宮澤賢治・折口信夫・堀辰雄・夏目漱石の評論や小説を論じていく。作品に文学としての力を発動させているものは一体何か。文学の「言語活動」分析から、文学の可能性を改めて考える書。
目次 1 文学言語論の定位と展開(影響と伝達―文学論を制約する二つの言語観;輻湊する“読み”の中で“文学”を定位するもの―“差異化”と“非任意性” ほか);2 小林秀雄・批評の言語をめぐって(ベルグソン体験の展開;意識と言葉―「Xへの手紙」までの小林秀雄 ほか);3 川端康成・生動する文学言語(川端文学の言語観―言語不信が要請する言語依存;「伊豆の踊子」その“風景”の発見と“旅”の造形―「山越えの間道」の調査から ほか);4 記述行為の身体性へ(宮澤賢治『雪渡り』の歌声;折口信夫『死者の書』の“近代” ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70500-6   4-305-70500-1
書誌番号 1110015045

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